続＊A connected heart [ep.1]

13.JM ページ13

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JK「…俺…どうすれば…」


ジョングガも心
がいっぱいいっぱいなんだろう。
見たことのない弟の姿に俺も胸が痛い。



ヌナを思えばこみ上げる怒り、
でもずっと一緒に過ごして来た弟を
助けてやりたい気持ちもあり

何を言ってやればいいかわからなかった。



ヒョンたちもきっと同じなんだ。

誰も言葉を発さない中
話し出したのはテヒョンだった。





TH「どうしてもヌナを失いたくないと
思うんなら諦めるな。
どんなに時間がかかっても
どんなに拒まれて心が折れても
お前が手を伸ばし続けなきゃ
ヌナは戻ってこない」


TH「ヌナが負った傷を癒したお前が
自らヌナにもっと深い傷を負わせたんだ。
それをしっかり頭に刻み込め」



大きな目に涙を溜めながら
厳しい言葉を吐き出したテヒョン。


大泣きして自分の過ちを後悔している弟に、
あれだけ可愛がってきた弟に、
傷つけるような言葉をかけるのは
自分も苦しいはず。


でもテヒョンはあえて厳しい言葉を選んだ。



いつも子供みたいなヤツだけど
お前はやっぱり凄いな。


きっと「グガを傷つけた」って
後から後悔するんだろうけど。笑
でもお前は間違ってないよ。


「……はい！」
と返事をしたジョングガは
溢れ出る涙を堪えようとしていて
堪えきれていないんだけど、
さっきまでとは違う…力が戻った目をしていた。



ジョングガにもちゃんとお前の気持ち
伝わってるから。大丈夫。




それから

JK「ヒョン達、本当にごめんなさい。
そしてありがとうございました…」


そう言ってジョングガは部屋に戻った。


残された俺たちもジニヒョンの
「俺たちも戻ろうか」の声にそれぞれ自室に戻った。



ヌナにメッセージを送ってみるけど
既読にはならない。…当たり前か。


もうここには来ないって、
それは俺たちからも離れるってことで


その現実をまた実感して
痛む胸と漏れるため息…
やるせないな…


部屋に戻った他のヒョン達も
同じこと思ってるのかな？


…親友は大丈夫だろうか。
ちょっと慰めに行ってやろうかな。


ベッドに転がしていた体を起こし
テヒョンのところに向かうと



…やっぱり泣いてる。笑


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