続＊A connected heart [ep.1]

12.JK ページ12

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トラウマを抱えるヌナと
付き合う時にした約束。


...

「私ね、相手を信じることが怖いの。
裏切られる辛さを知ったから。
でもね、グクのことを信じたいって思ってる。
だから1つだけ約束してほしいことがあるの。
嘘だけはつかないでほしい…
一度嘘をつかれれば私はもうグクを
信じることはできなくなる…
そうなったら一緒にいることはできないから…
お願い、嘘だけはつかないで」

...




JK「だから俺は、絶対裏切らないよって
約束したのにっ…
何かあればしっかり話し合おうって…
けど、俺逃げたんです…そして嘘を…
約束何も守れなかったっ…」



トラウマに囚われるヌナにとって
1番してはいけないことをした。




JK「日に日に俺ばっかりがこんなに好きでって
そう思ったら苦しくて…」

JM「ヌナもジョングガのこと大好きだったじゃん」


会えばちゃんと伝わってくるのに
離れてしまうと遠く見えなくなって
見失ってしまった。



JM「寂しかったのも会えない距離に
苦しんでたのもヌナだって一緒だったよ。
お前だけじゃない。」

JM「グクどうしてる？って、
今日は体調悪そうだから見てあげてって、
グクの写真送って！って、俺毎日ヌナに
その日のお前の写真送ってたよ」


JK「…だから俺の事撮ってたんですか…？」


ご飯食べてる時や楽屋でふざけてる時
部屋で休んでる時にもいきなり入ってきて
写真を撮られることがあった。
あれはAに送られてたんだ…


JM「ヌナへの誕生日プレゼント
お前の写真アルバムにして渡したら
すっげー喜んでた」


JN「今日だってケーキのプレート
なんて書こうかなって悩みながら
グクに1番に見せたいから見ちゃダメ！って
楽しそうに書いてたよ。」


JK「ケーキ…そっか…誕生日だから…」



ジミ二ヒョンが目の前に持ってきた
ケーキの箱を開けると
ケーキの上にハートのチョコプレートが2つ。



片方には
誕生日おめでとう愛するグク♡

片方には
大好きだよ これからもよろしくね



と書かれていた。

いびつなハングル
一生懸命書いてくれたんだな…


止まったはずの涙がまた溢れた。
俺はなんてことをしてしまったんだろう。



戻れるなら
笑いあっていた頃に戻りたい…
会えなくて寂しくても辛くても我慢するから




RM「結局似た人にヌナを重ねたって
好きなのはヌナなのに
なんで見失ってしまうんだよ…」



一度離した手は簡単には戻らないんだ。


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