Chapter 6 【博@】 ページ7
ばっと後ろを振り向く。
だけど、後ろには誰もいなかった。
ばくばくと心臓が音を立てる。
冷や汗が止まらない。
……今の声は、誰の…?
やっぱり……この舘にいるのは俺だけじゃない。
そう確信した。
それと同時に、自分がいかほど危険な状況下に居るかを瞬時に理解した。
多分、このままここに居続ければ……
【何か】に……
殺されてしまうだろう_
俺は、ここから一刻も早く逃げなければ。
そう、頭では理解しているのに、足が地面に張り付いたように動かない。
視線を彷徨わせながら、深く深呼吸をして、呼吸を整える。そして俺は一目散に駆け出した。
___
「はぁっ……!何で、こんなに走ってるのに!」
先程から同じような風景しか見えない。
同じような部屋、廊下。
瞬間何かにつまづき、ガクッと体のバランスを大きく崩す。
せめて倒れないようにと踏ん張るも、呆気なく床に倒れてしまった。
その刹那、どっと先程の疲れが湧き、動けなくなる。
肩で呼吸をしていると、誰かの視線を感じた__。
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雪那々(プロフ) - ハカタさん» すみません…博が直してくれたそうです…ご指摘ありがとうございます。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - ハカタさん» ハカタさんいつもありがとうございます!そーですね、時間かけて良いの書こうと思います(ノ´∀`*) (2018年8月26日 9時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 作品に時間をかけるというのはとってもいいことだと思います!私なんて15分ぐらいで考えてまた最終的に書き直すというアホみたいなことしてますから...更新楽しみに待ってます! (2018年8月23日 20時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - 雪那々さん» そしてお前は何を言っとるんや……w (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - もちづき@さん» うええええええ!!!??ありがとうごぜえやす(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:博@・雪那々 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時:2018年8月9日 13時