Chapter 23 【雪那々】挿絵あり ページ24
私は立ち止まった部屋に倒れている"男"に目を向けた。
まだ目を覚ましていないようだ。
____ふふっ、こいつにつけたら仲間は助けようとするのかな？それとも見捨てるのかな？
____あぁ、楽しみだ。楽しみダナァ。
胸がワクワクしてきた。
私はさっきの痛みも忘れて、その"男"の首に時限爆弾のついた首輪をつけた。
次に、そいつを持っていた縄で壁に縛りつけて逃げられないようにした。
そして、未だ目を覚まさない"男"に向かって微笑みながら言ってやった。
____あなたのその"白いパーカー"が赤く染まるのが楽しみなの。お師匠様も期待してるんだから、たっくさんもがいて、もがいて…無様にﾀﾋんでね？
…これならきっとお師匠様は喜んでくれるはず。
そう思うと安心できた。
そして、もう一度呟いた。
____あなたたちみーんな、
真っ赤に染め上げて、
残酷に、
それでも華麗に、
ｺﾛしてあげるね？
部屋の中に怪しげな笑い声が響いた。
↓挿絵 (博@)
(http://uranai.nosv.org/uploader/common/f/a/4/fa43f8c423df307c47327bddaccace01.jpeg)
ーーー
ともside
「…先に…進もう。」
俺は、消え入りそうな声で2人に呼びかけた。
しかし、2人は俯きながら言った。
「…でも、もう私…耐えられない…」
「…俺も、もう無理や…こんなん…」
…わかってるよ。そんなの俺だって同じ…
でも、こうやってまた仲間がいなくなる姿をこれ以上見たくない。
そう言いたいのに、うまく喋れない。
あまりにもショックすぎて、口がもう思うように動いてくれない。
それでも、自分の中では精一杯の気持ちで言った。
「行かないと、いけない気がするから。…俺は階段を探す。」
今にも溢れ出しそうな涙をこらえながら。
すると、2人も少し落ち着いたのか立ち上がって言った。
「うん…わかった。行こう。」
「俺もなんかそんな感じする…から。」
そう言って微笑んでくれた。
「ありがとう。」
そしてまた、音が聞こえた二階へ行くための階段を探し始めた。
ーーー
いつも長文すみません…
怖いことばっかり書いてる私がとても怖い←
でも、ブラック割と好き…かも。(やばいやつ)
そして、やっぱり文才がほしい私であった。
博フォロー頼んだ(๑•̀ㅂ•́)و✧
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雪那々(プロフ) - ハカタさん» すみません…博が直してくれたそうです…ご指摘ありがとうございます。 (2018年9月9日 12時) (
レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - ハカタさん» ハカタさんいつもありがとうございます！そーですね、時間かけて良いの書こうと思います(ﾉ´∀｀*) (2018年8月26日 9時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 作品に時間をかけるというのはとってもいいことだと思います！私なんて15分ぐらいで考えてまた最終的に書き直すというアホみたいなことしてますから．．．更新楽しみに待ってます！ (2018年8月23日 20時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - 雪那々さん» そしてお前は何を言っとるんや……w (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - もちづき@さん» うええええええ！！！？？ありがとうごぜえやす(っ'ヮ'c)ｳｩｯﾋｮｵｱｱｧ (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：博@・雪那々 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時：2018年8月9日 13時
