【名探偵コナン】欠片を探しに

八欠片 ページ9

数か月経ち学校にも少しずつ慣れ、道も覚えた頃
少し遠出をしてみようと思い立った夏休み前


学校から帰り、制服から私服に着替えてまた家を出る
色々な道を覚えることと、体力回復の為になるべく歩く名目もあるが
どこかに見覚えのある景色がないか探す為でもある
町の景色を見たり、途中であった猫を撫でたりしてると


どこだろ、ここ
見事に迷子になりました。


あれ…さっきの公園どこ？
きょろきょろ回りを見ても公園などはなくどうしようと途方に暮れる
歩こう、歩いてれば着く…はず！

数分歩いてもさっきの公園を見つけることは出来なかった、が
交番を見つけた！

とことこ歩いてゆき中にいたやけに明るい髪の人に



『…あの』



「？」



『帰り道、分かんなくなっちゃった…です。』



明るい髪の背の大きいお兄ちゃんに伝えると



「え、迷子…？あー」



慌てたようにきょろきょろ
？と見つめるも目線を合わせてくれません

そんなお兄ちゃんの後ろから黒い髪のお兄ちゃんが出てきて



「よく自分から言いにきたな偉いぞ」



しゃがんで目線を合わせ頭を撫でてくれたお兄ちゃんに嬉しくなり『えへへ』と零す



「ここまで一人で来たのか？」



『一人できた、お散歩…？お母さんたちはお仕事』

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ラッキーなキャラ

灰原哀

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