【名探偵コナン】欠片を探しに

七欠片 ページ8

時は経ち
小学生だった私は中学生になりました
真新しい制服に袖を通すと何となく、しっかりしなきゃという気持ちになる


クラスは1-2
嬉しいことにさーちゃんとは同じクラス、席順も前後なので近い
そして、同じ小学校だった子もいっぱいいるみたい…私は覚えてないけど
顔を見て泣きそうになってしまった子も中にはいて
その度にさーちゃんが同じクラスだった、隣の席の子だったなどと説明してくれて
なんとか覚えようと努力する


勉強については何も問題なかった
ただ、簡単すぎる…？という違和感を感じながらも



一日疲れてさーちゃんに送ってもらい家へと帰る
私の両親は共働きらしく家には誰もいない

ポフンと布団に倒れ込み考える
記憶喪失…調べてもよく分からなかった
でも記憶が戻る戻らないは個人差があるらしく
中にはずっと戻らない人もいるようだ

そして、怖いことに
記憶を失っていた期間に会った人、体験したことを
記憶が戻った後忘れてしまうという事例もあるらしい


それは嫌だな、と呆然と思いながら目を閉じた。

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ラッキーなキャラ

灰原哀

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