【名探偵コナン】欠片を探しに

十三欠片 ページ14

「分かった！！」



萩原のデカい声が聞こえると共にベッドが揺れる
その振動に眉間の皺がよるが目を開ける



「お前らが言ってるあいつってよく話に出る女の子のことだろ！」



「ああ、ゼロの言ってた迷子で来たっていう？」



「そういやそんな話してたな」



「何でお前らだけなんだよ俺らにも、つか俺にも会わせて」



「「お前は特に駄目だ」」



「なんでー！！」



ねえ何で！と煩い萩原は放っておき
すまんというような視線を送ると首を振る降谷

どうやら俺達の気持ちは同じらしく
絶対にこいつら(特に萩原)にはAを会わせないと誓った。


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季節は過ぎ、警察学校卒業
式も無事終わり
俺達は希望の部署へと配属されることになった

そして今は居酒屋で飲み会をしているわけだが



「なぁ、会わせてくれよー」



「あいつが成人したらな」



「それって何年後だよ」



酔った萩原は正直面倒だ
いつもなら俺も一緒に酔っているのだが、話の内容がAのことだけに気になってちっとも酔えねぇ
あの時の降谷との誓いは途中、Aとの遊びから帰る際
勤務から帰って来ていた諸伏と伊達に見られたこと以外は守られている




まさかこの時
Aと萩原があんな出会い方をするなんてここにいる誰一人思わなかった。



松田sids end

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ラッキーなキャラ

灰原哀

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