犬猿同期と伊吹くん 1 ページ9
.
『潜入捜査・・・ですか?』
1機捜隊員である私が隊長の桔梗さんに呼ばれて隊長室へ向かうと、そこには何故か4機捜の志摩さんとクソ伊吹が居て思わず少し怪訝な表情になった私に、すかさず桔梗さんは潜入捜査に協力をして欲しいと言ってきた
桔「そう。4機捜で追ってた傷害事件容疑者のこの男が出入りするクラブを突き止めたの。このまま4機捜で続行するように要請が来てるから潜入して捕まえる予定。」
『分かりました。』
桔「ありがとう。じゃあ早速で悪いんだけど、今夜伊吹と組んで潜入してもらう。」
『えっ!?伊吹と!?』
桔「えぇ。志摩はクラブに出入りしそうな感じ、しないじゃない?」
志「伊吹のチャラついた外見が役に立つ日が来たって感じだな」
表情を歪める私に2人は苦笑いしながらそう言った
桔「それに同期でしょ?前に交番でも一緒だった時期もあるみたいだし、知らない人よりはやりやすいかと思って。」
『・・・・・あぁ・・・・そう、、ですか』
最初から隊長の命令なので逆らう選択肢は無く、納得せざるを得ず引き受けたが
今まで一言も発さなかったクッソ腹立つ声が後ろから聞こえた
伊「足引っ張んなよ」
『・・・・はぁ?いつも暴走して志摩さん困らせまくってる奴に言われたくないんだけど?』
伊「大体お前クラブ行った事ね―だろ?不自然にオドオドしてバレんじゃねぇの?」
『ハッ(笑)そっちこそ女ばっか見て犯人取り逃がすんじゃないの?』
志「・・・・・大丈夫っすかね・・・」
桔「・・・・ちょっと心配になってきた」
―――――――――――――――――
――――――――――――
――――――・・・
4機捜分駐所
伊「ったく、いつまで待たせんだよアイツ」
志「まぁ女性は色々準備する事が多いからな」
伊「何時間かけて準備したところで意味無ぇだろ」
俺はカウンターでコーヒーを飲みながら
隣のソファでイライラする伊吹に視線をやる
志「お前ら何でそんなに仲悪いんだ?」
伊「何でって・・・・別に。何かムカつくじゃん」
志「警察学校から同じだったんだろ?」
伊「・・・・あの頃は今みたいな感じじゃなかったし」
志「仲良かったのか」
伊「昔はアイツ可愛げあったんだよ」
志「へぇ〜・・・」
.
319人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅん(プロフ) - コウノドリ!!!コウノドリ好きなのでお話入ってて嬉しかったです!これからも応援してます!頑張って下さい!! (2020年12月26日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
con(プロフ) - 由羽さん» ありがとうございます♪楽しんで頂けて嬉しいです( *´艸`) (2020年10月21日 16時) (レス) id: 984b2836e2 (このIDを非表示/違反報告)
由羽 - とても面白かったです!!最高でした☆いつも楽しませてもらってます(*^^*) (2020年10月20日 21時) (レス) id: 7535220b5c (このIDを非表示/違反報告)
con(プロフ) - puppy0408さん» 犬404を飼いたすぎて作っちゃいました!!(笑)少しでも笑ってもらえると嬉しいです♪ (2020年10月19日 15時) (レス) id: 984b2836e2 (このIDを非表示/違反報告)
puppy0408(プロフ) - い、いぬーーー!志摩さんと伊吹が犬になる話が読めるのはココだけ!!!最高です!!!笑 (2020年10月18日 23時) (レス) id: 6a087230a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狐 | 作成日時:2020年9月17日 21時