検索窓
今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:42,766 hit

二十二話 ページ23

ある日のこと

事件は起きた


ジ「なあなあAー」
『なんですか?』
ジ「すごい大事なこと言っても良い?」
『べ、別に良いけど。私興味ないから聞き流しといても良い?』
ジ「うん」

ジ「あのさ、俺ら......」


ジ「実は......出生が不明なんだ」

『うーんと、は?なんでそれを私に言うの? てか、ななもりさんとかに言ってから私に言った方がいいんじゃない?』
ジ「もう言ってある」
『嘘でしょ。そんな見え見えな嘘、気付かないわけないわ』
ジ「ごめん」
『はあ』

もう別に隠す意味ないし
テレパス使お

『〈おいお前ら〉』

ジ「あ、なんか頭に直接......」

『〈今どこぞのオレンジがお前らの秘密?っぽいのバラしたけど〉』

『〈来るなら私の部屋に来い〉』

ガチャ

よし、来た

『早速だけど、お前らの出生が不明なのって私に言って良かったわけ?』
な「良いわけない......!」
さ「おい!何してんだよジェル!」
『......はぁ、だとよ。オレンジ髪』
ジ「みんな、ごめん」

ジ「でも!Aにやったら、なんか、言って良い気がしてん!だって、Aは......」

...なんだよ

『なんかあるの?』
ジ「......なんでも、ない」
る「とりあえず落ち着きましょう!」
こ「そうそう!ジェルくんが言ったのだって理由があるんでしょ?」
ジ「うん」

私は、一人、一切しゃべっていない人物に気付いた。

『ねえ、赤髪。なにか知っているのか?出生が不明な理由について』
莉「う、うん。でも、みんなは思い出してないから。あ、」
『思い出してない?なるほど』
莉「Aさんも......」
『ん?私が思い出してない?いや、思い出すもなにも、カラフルシックスに出会ったのって去年じゃないの?』
莉「うん。だから、思い出せてないの。俺たちが会ったのは去年どころじゃない」
な「莉犬くん、俺たちがなにかを忘れているのは分かった。でも、莉犬くんだけで抱え込むのは違くない?」
莉「......じゃあ、少しだけね?」
る「うん、ちょっとずつで良いからね」

莉「あのさ、輪廻転生ってしってる?」
こ「あー、ループするやつでしょ?」
莉「それ」
莉「俺らは、"この7人で"ずっと輪廻転生してるの」
ジ「すとぷりのメンバーだけやないってこと?Aも?」
莉「じゃあさ、俺らはなんで生まれた時から一緒にいるの?なんで小さいときから自分のことすとぷりって言ってるの?」

す-莉「............」

莉「ほら、わかんない」

二十四話→←二十一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 魔法
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

茉衣音(プロフ) - 天音ぇぇええええ!!!ハハッ☆←主狂い中 我が友が増えたぜよ( -`д-´) (2021年10月7日 20時) (レス) id: 0549dc04f7 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 笑笑 (2021年9月30日 18時) (レス) id: 939d84131d (このIDを非表示/違反報告)
茉衣音 - ばれたでぃ。諦めピ☆ (2021年9月30日 18時) (レス) id: 00f07a0139 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 茉衣音〜!!燐!!ガチ会いたい!!(riだよ (2021年9月30日 17時) (レス) id: 939d84131d (このIDを非表示/違反報告)
茉衣音 - なんか、まじで会いたいわ ホームシックならぬ鄰シック? みたいなw (2021年7月27日 9時) (レス) id: 0549dc04f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茉衣音 | 作成日時:2020年10月28日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。