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ゆうたも二徹で疲れてるから、今日は早めに寝ることにした。
いつもメンバーとお泊まりするときは、大抵映画見たり飲んだりで遅くなるけど。
いつもは一人で寝てるベッドに、今日は二人で潜り込む。
「じゃあ、おやすみ、」
ゆた「ん、おやすみ」
なんだか恥ずかしくて、ゆうたとは反対方向を向く。
ゆた「こっち向いて?」
「…やだ、」
ゆた「えー、Aの顏みたいのに」
真っ暗で静かな空間に、私の心臓の音だけが響いているような感じがした。
背中に温もりを感じた。
いつもはまだひんやりしているはずの布団も、今日は暑いぐらい。
腰にゆうたの腕が巻き付いた。
こんなんじゃ緊張して寝れない…
そんな私を差し置いて、耳元からスースーと整った寝息が聞こえる。
もう寝ちゃったんだ、二徹はさすがに疲れるよな〜。
瞼を閉じて、しばらく真っ暗な世界にいると、私もいつの間にか眠りに落ちていた。
〜
瞼の外が明るい感じがして、重たい瞼を頑張って開ける。
横にはすやすやと寝ているゆうたの姿。
寝顔幼い、可愛いな〜。
寝るときには巻き付いていた腕が離れていて、少し寂しい気持ちになったけど、この寝顔を見ればそんなの気になんなくなった。
優しく頬を撫でると、「んん、」と反応した。
やば、起こしちゃったかな?
しばらく様子を見て固まったけど、起きる様子がないから安心。
よしっ今日は朝ごはんでも作ろうかなー。
ベッドから起き上がろうとすると、腕をぐいっと引っ張られ気付けばゆうたの腕の中にいた。
「へっ、ゆうた起きてたの!?」
ゆた「さっき俺のこと触ったでしょ」
「起きてたなら言ってよー…」
ゆた「ねえ、まだ寝ようよ」
「え、朝ごはん作ろうと思ったんだけど…」
ゆた「ご飯もいいけど今はAを抱きしめて眠りたい気分」
「なにそれ巻き込むなよー」
ゆた「ふふ、今ぐらい付き合ってよ」
「、分かった」
また鼓動が速くなるのを感じながら、また瞼を閉じ眠りに入った。
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ふう(プロフ) - はなさん» ご指摘ありがとうございます!消しときました!おかげで気付けましたありがとうございますm(__)m (2022年1月29日 14時) (レス) id: 0318a3dcf6 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたっちゃってますよ……! 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月29日 10時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふう | 作成日時:2022年1月28日 19時