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▷あなた
「…どういう……ことだ…?」
昨日の記憶が少ない。頭が痛いと思ってたらけど、昨日ほどぼーっとする感じはない。
ベッドサイドには、ゆうたくんが寝ている。
右手が繋がったまま。
ゆうた「…ん、あ、Aさん起きた?体調平気?」
少しづつ昨日の夜のことを思い出す。
…ゆうたくん、看病してくれたんだ。
「うん、もう大丈夫。ごめんね。」
ゆうた「ほんとに?」
ゆうたくんの柔らかい雰囲気と少し首を傾げる仕草は、なんだか温かくなる。
「ありがと、ほんと助かった。」
ゆうた「よかった。俺コンビニ行ってくるけど、ほしいものある?」
「じゃあ飲み物だけお願いしてもいいかな。」
離れた手が、少し名残惜しくて。
部屋を後にしたゆうたくんを見送って、もう一度ベッドに入る。
…初めて会った時と逆だ、助けられちゃったな。
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tamaki - 【お隣さん、好きになってもいいですか?】凄く面白かったです!心情の表現がリアルに伝わってきました!付き合うまでとか付き合ってからのお話とか、続編も見てみたいので、もし気が向いたらぜひお願いします! (2022年10月11日 1時) (レス) @page16 id: 09b446e6ca (このIDを非表示/違反報告)
rry - コメント失礼します、あっちゃんとゆたくんのお話が大好きです!他にもたくさん作品書いていただきたいです、、、これからも頑張ってください!お願いします。 (2021年11月23日 19時) (レス) @page16 id: 7243f08c85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aki | 作成日時:2021年9月9日 16時