元カレ、推しでした【青】

# 3話 ページ4

「ではいきましょうか」


『え…ほんとに連れていかれるんですか』




スタッフさんだって本気で連れて行くわけないと

このまま帰ってやろうと思っていたのに




「ころんさんが言っていたので
　 …あと10人ほどで握手会は終わると思います」

「ですのでこちらで少しお待ちください」




そう言われて連れてこられたのは

【ころん様 楽屋】と書かれた部屋




『楽屋…って大丈夫なんですか』


「はい、絶対逃げないようにと言われています」




扉を開かれて早く入れと言わんばかりの視線を向けられる

為す術がないので仕方なく部屋に入る


部屋の中を眺めても特に何があるわけでもないので

椅子に座ってただぼーっとする



何分経ったのか

外が騒がしくなってきた頃

勢いよく扉を開かれた




こ「良かった…いた、」



息を切らしたころんくんが

ドンドン、と私の方に近づいてきて

頬をモニ、と掴まれた




こ「おまえ、なんで突然居なくなった」




…やっぱりそれを聞かれるよね

だから会いたくなかったのに







.



紅白最高でしたね(՞ ܸ.‪ˬ.ܸ՞)♡


皆さん、今年も1年お疲れ様でした

来年も素敵な一年になれるように心から願っております˶‘ ᵕ ‘˶

年明けもう1話あげれそうでしたら投稿しますね(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

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