c h o c o l a t e ページ20
「…私は見ていない、私は何も知らない」
白石恵は頭を捻ったままその場をさった。
--…
「「結婚おめでとう！！」」
カコン、とお酒のグラスがなり、中の氷が音を立てる。
冴島「ありがとう！」
もうはるちゃんは元気そうだ。そんな彼女に皆盛り上げる。めぐり愛のマスター ﾒﾘ-ｼﾞｪ-ﾝ、本名大山恒夫も胸拍手！、とか言ってる。変わってない、つくづくそう思う。
緋山「まさかね、あの藤川と結婚するとはねぇ」
グラス片手にそういう美帆ちゃん。確かに疑問である。肝心の本人は当直。相当悔しがっていたが置いてきた。
冴島「こら」
何て言ってるはるちゃんは笑顔で。「あの、ちっちゃい先生でしょ?」といじってくるマスターにも笑ってて、幸せそうやなと思う。
「どこが良かったのかしら」
冴島「どこが?」
うん、と頷くマスター。はるちゃんは悩んで無言。終いにはないかも、とかとか言い出した。
藍沢「1つくらい言ってやれ」
ちらりと見ると涼しい顔で氷を鳴らす藍沢。あれはおかわりの合図。お前さりげなくナッツタワーするなよ。
冴島「まぁ、やっぱり優しいところ?」
お店中に広がるおおお、の声。いいなぁ、とか言いながらお酒を喉に流すとはるちゃんのスマホが鳴った。
「あれ?電話よ〜」
心配性なんだから、とマスターに言われて出る彼女は口元がにやけている。電話に出るなり
緋山「優しいとこがいいって！」
白石「良かったねパパ」
「パパいえーい！」
皆で騒ぐ。あいつら、とかずさんの声。帰りの心配みたいだ。
藤川「はるか?あのね、帰り遅くならないようにね。駅からタクシー使いなよ?」
電話越しに漏れる声。優しーい！、とさらに騒ぎ立てる。
冴島「はいはい、分かったから」
幸せオーラ…いいねぇ、なんて私達独身女の嘆き。電話を切ったはるちゃんを見て、1人、突然立ち上がった者がいた。
「何白石」
白石「…ああもう無理我慢出来ない。ちょっと藍沢 蒼瀬！」
お酒が回ってきたのか赤い顔。
白石「今日の仮眠室のは何ですか！私見たの！藍沢がAを抱きしめてるの…」
語尾が小さくなるのと同時に席について突っ伏した。
「「はァ？！」」
白石は続ける。
白石「フェローの指導方針 Aに聞こうと思って探してたら仮眠室にいるって聞いて、行ったら…」
※ｲﾒ-ｼﾞ
白石「Aめっちゃ笑顔だし、どういうこ事？！」
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レイ(プロフ) - 再開待ってます。 (2019年11月25日 23時) (
レス) id: ffae72cfbe (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になってますが終わりですか？ (2019年9月2日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます！もう更新されないのでしょうか？ (2018年10月16日 11時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち - いつも見てます！このお話が大好きです！更新がんばってください！ (2018年7月6日 19時) (レス) id: 79846cf961 (このIDを非表示/違反報告)
Nana(プロフ) - Rayさん» Rayさんいろんな人に細かくしてますが、手当たり次第いろんな人に誰彼構わずリクエストしてるようです。迷惑だと思いますよ。 (2017年11月1日 5時) (レス) id: 3273862ca4 (このIDを非表示/違反報告)
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