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「私はローの考えていることが全てわかるわけじゃないけれど、新世界のこんな危険な海であなた達と別行動を取るなんて、相当な覚悟が必要だと思う。でもあなた達ならできると信じてこの船を任しているのなら、あなた達はその信頼に答えるべきだと私は思う。」
そう言うと、皆は渋々ながらも納得したようだった。
シャ「分かったよ、A。おれたちは2人と別行動をとる。船も仲間も任せとけ！」
「ありがとう。みんなも、ローのことは任せておいてよ。絶対に死なせない。」
ペン「あぁ！頼りにしてるぞ！」
「任せなよ。私のこと誰だと思ってるの？」
ベポ「俺たちの船の副船長！A〜！！！」
副船長を名乗った覚えは無いのだけれど。
とりあえずクルーのみんなも納得してくれたみたいだった。
それからローも部屋に戻ってきて、これからの作戦をみんなに話した後、私はまたローの部屋に呼ばれた。
今度は私達2人の作戦会議が行われた。
私たちはまず、パンクハザードという島に向かうらしい。
そこでドフラミンゴの手下のシーザーを捕まえてSADというものを作れなくする。
ドフラミンゴはそのSADというものを使ってスマイルという何かを作っているらしい。
スマイルをドフラミンゴは四皇のカイドウに渡しているらしく、スマイルを作れなくなればカイドウは怒り、ドフラミンゴを殺しにくる。
そういう作戦らしい。
ロー「おれはパンクハザードのそのシーザーの研究所に潜入するつもりだ。そのために王下七武海になった。Aは.....そうだな、おれの恋人役として入るか。」
「恋人役！？」
ロー「不満か？仲間が大勢いる中お前だけ連れていくのは不自然だろう。恋人なら分からねぇこともねぇ。」
「いや、全然良いよ。突然だったからびっくりしただけ。」
ロー「ならそれでいいか。ボロボロの実の能力はこれまで通りいざというとき以外は使うな。」
「おっけぃ。」
ロー「それと.....それを知っているのは誰なんだ？」
「生きている人の中ではドフラミンゴとハンコック、あとあなただけ。」
ロー「海賊女帝に話していたのはその事だったのか...」
「ん？」
ロー「いや、なんでもねぇ。作戦は今のところはこんな感じだが、どんなトラブルがあるかも分からねぇ。」
「うん。相手はドフラミンゴだもん。覚悟はしてる。」
ロー「あぁ。パンクハザードは寒い島らしい。服も用意しとけ。」
「はぁい。」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
