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ロー「全員いるか！？」
ローにそう言われ、クルーの人数を確認する。
「うん。みんないる。シャチが気絶して動かないけど。」
ロー「無事なら良い。とにかくライトをつけろ。ここまで暗いと何も見えねぇ。」
アイアイキャプテン！なんて返事をしてクルーの1人がライトをつけに行く。
そしてライトをつけると、目の前に大きな生物がいた。
「うわっ、」
ペン「白目じゃねぇか、怖ぇな。」
「こういう不気味なのほんと無理なんだけど...」
ロー「深海の生物だからな。目が退化してるのもいるだろう。」
「ほんと怖いんだけど、。クラゲとかいるし。」
ロー「毒持ってるぞ。気をつけろ。」
「分かってるよぉぉぉ〜.....にしても暑くない？」
そう言って私はコートを脱いだ。
ロー「確かに...暑いな。」
ローも同じようにコートを脱ぎ、下に着ていた服の袖を捲った。
他のクルー達も暑くなり、コートを脱ぐ。
ベポ「あれは煙？？もしかして...熱水鉱床！？ここ、海底の火山地帯だよ！」
「海底火山？噴火したら即死じゃん。」
ロー「早くここから離れるぞ！！」
アイアイキャプテン！とみんなが返事をした後に動き出す。
シャチもいつの間にか目を覚ましていて、忙しそうに動いている。
それから離れようにも、海底の生物に邪魔をされて簡単に離れられない。
そんなときだった。
「海底火山が噴火する！！！」
私がそう叫んだのは。
ロー「チッ、仕方ねぇ、ROOM！」
そこからローはシャンブルズを使って海底生物の船を入れ替えながら逃げる。
「噴火した！！マグマが海底を駆け下りてる...！」
ベポ「あ、暑い...」
「ロー！あの海溝の中の岩と船を入れ替えて！」
ロー「あァ...！シャンブルズ！」
そうして私たちは海溝のそこまで落ちていった。
「はぁ...みんな無事？」
ペン「あぁ、全員生きてる...！」
シャ「なんだあの光！」
ベポ「あれが、魚人島！！」
ようやく辿り着いた！
全員無事だ！！とクルー達の喜ぶ声が聞こえる。
「とにかく、入口を探そう。」
ロー「あぁ。シャボンに囲まれてるから空気もありそうだ。」
そうして入国審査を受け、魚人島に上陸した。
「魚人島のログは半日で貯まるらしいけど。」
ロー「今の航海で疲れてるだろ。出発まで少し時間を置く。」
それを聞くと、みんなは走ってマーメイドカフェに向かっていった。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
