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そして、ハンコックと仲良くなった日からさらに一週間後。
遂にルフィさんが目を覚ました。
船の方で大きな音がなったかと思えば船をぶち壊して手をでてきたルフィさん。
地面に転がったかと思えば座り込み、エースはどこだと叫んだ。
そしてエース！！と叫びながら走り回る。
止めようとするクルー達もみんな吹っ飛ばされてしまう。
「ハンコックに連絡してくる。」
ロー「あぁ。」
そして私は月歩でお城まで走っていく。
あのままじゃルフィさん、傷開いて死んじゃう、
そんなことになったらハンコックが悲しむ。
「ハンコック！！！」
城の窓が開いていたからその隙間から入り込んだ。
ハン「A！どうしたのじゃ！？なにかあったのか！？」
「ルフィさんが！！！目を覚ましたの！」
ハン「なに！？ルフィが！？」
それからハンコックも行きたいと言うがニョン婆が島の皇帝がそんなのでは示しがつかないと言われたりなんたり。
それからみんなルフィさんが目を覚ましたことで和気あいあいとなるが、ルフィさんのメンタルはまだ復活していない。
ハン「A...？ルフィは、何か後遺症などが残るのか？」
「いや、そういうわけじゃあない。」
私はルフィさんが今、火拳のエースを探して暴れ回っていることを伝えた。
「このままじゃ傷が開く。メンタルケアはもちろんやりたいけど今ルフィさんは近づいた人みんな殴り飛ばしてる。私は残念ながらルフィさんが暴れているのを止めることは出来ない。彼は強いから手を抜けばこっちがやられるし本気でやれば傷が開いて死ぬ。」
ハン「そんな...ルフィ...!!」
「取り敢えず私はロー達のところに戻ってルフィさんを見てくるね。」
ハン「あぁ。A、ルフィを頼むぞ。」
「ハンコックが悲しむ結果にだけはさせないから。安心して。」
そう言ってハンコックを安心させるように抱きしめた後、私はまた窓から飛び出してルフィさんの元へ行った。
船に戻ると、ローがいた。
ロー「麦わら屋なら一旦落ち着いて、今森の奥にいるらしいぞ。」
「行ってくる。」
ロー「あぁ。そのまま連れて帰ってこい。いつまでも森の中で寝っ転がられてても、まだ完治してるわけもねぇんだ。変に動かれりゃ困る。」
「はぁい。」
ジン「Aさんといったか。」
「...海峡のジンベエ。」
ジン「ルフィくんを頼む。」
そう言って、ジンベエは頭を下げた。
「ん。」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
