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それから私も自分のビブルカードをハンコックに渡した。
ハン「そなたも持っておったのか！」
「うん。ハンコックも何かあれば私のところにきてね。」
私がそう言うと、ハンコックは私にお礼を言ってくれた。
その後はハンコックとたくさんご飯を食べ、たくさんお酒を飲んで、あまーいものもたくさん食べた。
「女ヶ島の食べ物って、どれもとっても美味しい。」
ハン「そう言って貰えるとわらわも嬉しいぞ！」
「それから...この島のお花、とってもいい匂いがする。」
ハン「さすがAじゃ！女ヶ島の花は香水などに使われておってな。そうじゃ！Aにもいくつかあげよう！」
そう言ってハンコックは、たくさんの香水を可愛らしい紙袋にいれて持ってきてくれた。
なんかいっぱいくれた。
それから夜も遅くなり、私はローの待つ船に帰ることとなった。
ハンコックの妹のソニアとマリーが送ってくれるらしい。
ソニ「あなた、Aよね。私姉様があんなに楽しそうに話しているのみてすっごく嬉しかったの。あなたのおかげでしょう？ありがとう。」
マリ「姉様、ここ数日何も食べないし、よく眠れていないみたいだし、とっても心配していたの。あなたのおかげで今晩はよく眠れそう。」
ソニ「ねぇ、今度私たちともお話してくれる？」
「え、うん、もちろんだよ。」
マリ「楽しみにしておくわ。さぁ、ついたわ。」
そうして海岸に私たちは到着した。
送ってくれた2人にお礼を言い、私は船の中に戻った。
自室に入る前、ローと遭遇した。
ロー「今帰ったのか？」
「うん。」
ロー「...デカい紙袋だな。」
「ハンコックがくれたの。」
ロー「海賊女帝と仲良くなったのか？」
「うん。イッカク以外の女の子とこうやって長い時間話すことって無かったから、とっても楽しかった。」
ロー「それもそうだな。楽しかったなら良かったじゃねぇか。」
そう言ってローは優しく笑った。
「...え、ローが優しく笑った。」
ロー「...お前俺のことなんだと思ってたんだ。」
「なんだと思ってたっていうか...いっつも大体怖い顔してるかニヒルな笑み浮かべてるかだしさ。」
私がそう言うと、ローはむっとした。
「ほら。」
ロー「今のはお前のせいだろ。まぁいい。ゆっくり寝ろよ。」
「うん。ありがとう。おやすみ。」
ロー「あぁ、おやすみ。」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
