マリンフォード ページ15
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そしてとうとう火拳のエースの処刑当日。
ローの読み通り、海軍はいなくなっていた。
私たちは広場に行き、公開処刑の様子を見る。
白ひげが現れて戦争が起こったのだが、なぜか空からルフィさんや囚人服を着た男たち、そしてクロコダイルなどが落ちてきた。
そこで、ルフィさんはドラゴンの息子、そして火拳のエースの義理の弟だということが分かる。
「...あの人、家族関係すごすぎない？」
ロー「あぁ...!!」
それから白ひげが仲間に刺されたり色々あったが、ルフィさんは無事火拳のエースを救出できた。
しかしその後、火拳のエースは赤犬に胸を貫かれ、ルフィさんの腕の中で息絶えてしまった。
ロー「A。行くぞ。」
「え？まだ戦争は終わってないけど。」
ロー「急用ができた。」
そう言われ、私は走ってローに着いていく。
ローはすぐに出航しろ！マリンフォードだ！！と言い、船を出した。
出航した後、全速力でマリンフォードに船は向かう。
「ロー？マリンフォードに行くなんてどうしたの？私たちが行ったところで火拳は蘇らない。」
ロー「そんなことはわかってる。麦わら屋を逃がすつもりだ。」
「ルフィさんを？...まぁいいや。わかった。」
他のクルー達も、ローの考えには従うようだ。
そしてマリンフォードに近づいたとき、
ベポ「船長！氷のないポイントに着きました。」
ロー「浮上しろ。」
その合図で私たちの船は会場に出た。
ロー「行くぞ。」
「うん。」
ローにそう言われ、私はローと共に甲板に出る。
ルフィさんは上空で、赤鼻の男に掴まれていた。
ロー「麦わら屋をこっちに乗せろ！！」
ローがそう言うと、赤鼻の人は何かを話すがよく聞こえない。
バギ「テメェ誰だ小僧！！」
ローと私に続いてベポやシャンバールたちも出てくる。
ロー「麦わら屋とはいずれは敵だが、悪縁も縁。こんなとこで死なれてもつまらねェ。そいつをここから逃がす！一旦おれに預けろ！！...おれは医者だ！」
グズグズするな！とローは言うが、どこの馬の骨だ！とルフィさんと海峡のジンベエをこちらに渡さない赤鼻。
その間にも軍艦が沖から回って来る。
「行ってこようか？」
ロー「いや、ここからは出来るだけさっさと撤退したい。早くしろ！！」
ローはそう言ってまた赤鼻に話しかける。
...ところで、視線を感じる。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
