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その日の夜は、ハロウィーンだった。
だから夕飯も豪華なものだった。
もちろんたくさん食べたけど、やっぱりハーマイオニーが居ないテーブルは寂しくて、ご飯もあまりおいしく感じなかった。
ハーマイオニーはあれからトイレにこもって出てこなかった。
あ、もちろんうんこではない。
泣いてるのだ。
あ、腹が痛くて泣いてるんじゃないからね??
そんなとき、クィレル先生が叫びながら大広間にやってきた。
トロールが2体、地下室に侵入したらしい。
騒ぎ始める大広間だが、ダンブルドアの一声で静まり、全員が寮に戻るように言われた。
みんなが監督生の人について行く中、私はふと足を止めた。
ロン「A!?何やってるの!?」
「ハーマイオニー。」
ロン「ハーマイオニー!?」
ハリ「Aの言う通りだ!!ハーマイオニー!この騒ぎを知らない!!」
ロン「え、そっか!トイレにこもっちゃってるから!」
「私、探しにいってくる!」
私がそう言うと、ハリーとロンも私と一緒に列から離れ、走り出した。
ハリ「どうやって入ったのかな?」
走りながら、そんな会話をしていた。
ロン「馬鹿だから自分で入れるわけないよ。誰かが悪戯したんだ!」
『胡散臭いなぁ。あの先生。』
ハリ「?、なんて?」
「え、ハーマイオニーが心配だって言ったの。」
クィレル先生のことは、言わないでおこう。
まぁ、ただの私の勘だし。
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凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時