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ちょうどカクさんも帰ってきて、私たちは査定の結果を聞く。
ウソップさんが見当たらないけど、。
砲台なんかもつけたい！素敵な装飾なんかもつけたい！とワクワクするルフィさんとナミさん。
しかし、そんな気持ちは次のカクさんの一言で打ち砕かれる。
わしらの腕でももう直せん、とハッキリ言われたのだ。
例えば無理に修理したとしても、次の島まで持つ確率は"0"らしい。
もちろんそんな事言われたって納得なんて出来るわけが無い。
私は麦わらの一味じゃないけれど、メリー号にはそれなりに思い入れはある。
ビビさんと過ごした思い出もある。
お猿さん達に改良して貰って、一緒に空まで行った。
爆豪くんや焦凍くんともあの船で一緒に過ごした。
これからも、ローに会うまでの間だけだけれど、メリー号には乗っていたかった。
金ならいくらでもある！というルフィさんに、カクさんは金は関係ない、と言う。
パウリーさんが言うには、メリー号は竜骨がダメになってしまっているらしい。
竜骨の説明をしてもらうと、それがどれほど大切な"船の命"なのか分かる。
この世に同じ木は2本とないのだからまたゴーイング・メリー号を作ることも不可能。
もしそっくりの船を作ったとして、それがメリー号とは違う船だと1番感じてしまうのは、私たち自身だろう、と言われた。
それでも船は乗り換えねぇ！と言うルフィさん。
そんなルフィさんに、アイスバーグさんは呆れた、と言う。
沈むまで乗れば満足なのか。
それでも、一船の船長なのか、と。
それから船のカタログを渡され、帰ろうとすると政府の役人が現れる。
パウリーさんに後ろに隠れろ、と言われ、木材の後ろにお金を持って隠れさせてもらう。
「...ん？」
ナミ「何？どうしたの？」
「...音、しません、。」
ナミ「音？」
首を傾げるナミさんに、説明をする。
「お金って、紙幣なら紙が擦り合わされる音、聞こえてくるんですよ。...全くしない。」
ルフィさんが持っているお金の入っているはずのカバンを眺めてそう言う。
ルフィさんも冷や汗を垂らしている。
ルフ「...軽い。」
ナミ「もっ、もう〜っ！冗談やめてよ！Aもルフィも！大金が入ってて軽いわけが...、」
そう言いながらも急いでカバンの中を開けるナミさん。
数秒後、私とナミさん、ルフィさんの悲鳴が造船場に響いた。
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歌の柚(プロフ) - 面白くて半日かけて一気読みしました！すごい面白かったです！作者さんのペースで大丈夫ですので、更新楽しみにまってます！ (2022年8月11日 19時) (
レス) id: 6a0eef665c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - すっごく面白かったです！更新、楽しみにしてます!! (2022年8月10日 20時) (レス) @page37 id: d15eb96a1c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - とても面白くて続きが待ち遠しいです。更新よろしくお願いします。 (2022年4月18日 0時) (レス) id: 997918c855 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。まだ続きは書かれる予定なのですか？書いてくださるならいくらでも待つので更新頑張ってください！ (2022年2月28日 20時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年2月14日 8時
