個性：剛翼の彼女は海賊になる 5 (ページ21)

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ルフィさんはウソップさんとブルックさんに私とゾロさんを連れて逃げろと叫ぶ。

全員逃げることだけ考えろ、今のおれ達じゃこいつらには勝てない、と。

私はブルックさんに背負われ、その場から逃げる。

「下ろしてください、」

ブル「出来ません！！」

「私、まだ動けます。私なら黄猿を倒すことは出来なくても止められる。もう大丈夫です。」

そう言ってブルックさんの背中から無理やり降りる。

ゾロさんも下ろせ、お前らを逃がすなんて言うけれど、ウソップさんはゾロさんを下ろすことはなくて。

バカ言うな、一緒に逃げるんだ、ルフィがそう判断したんだ、と。

ブルックさんが追いかけてきたパシフィスタに攻撃するけれどやられてしまって。

「ウソップさん、ゾロさんを連れて先に逃げてください！」

ウソ「やめろA！お前も逃げるんだ！！」

「数秒だけど時間稼ぎます。すぐ追いかけます！」

そう言って辺りの空気を冷たくする。

こっちに向かってくるパシフィスタを少しでも遠くに吹き飛ばせたら良い。

「"膨冷熱波"！！！」

炎を使い、焦凍くんの技で時間を稼ぐ。

倒れているブルックさんを担ぎ、ウソップさん達を再び追いかけ始める。

ちなみに完全に復活しきっていなかった羽達はここまでの戦闘で全てなくなってしまった。

結局パシフィスタには追いつかれてしまい、サンジさんも手助けに来てくれたけれど結局皆攻撃を食らってしまって。

チョッパーさんもエニエスロビーでしたと話にだけは聞いていた力を使い大きくなる。

それを横目に見ながら動けなくなった体のまま倒れていると、今度は遂に本物のバーソロミューくまが現れた。

そして本物のバーソロミューくまはゾロさんに触れたかと思えば、ゾロさんはその場から消え去ってしまった。

その数十秒後、私も同じように触れられ、その場から消え去った。