FANTASTICSの姫は喰種１

3話 ページ4

数年後


A「お兄ちゃん！デビュー決まったよ！」


壱馬「おーFANTASTICSっしょ？事務所同じだからわかるわ笑」


A「デビューっていうかまだ結成しただけでけどね笑」


壱馬「頑張れよ笑」


A「…怖いな」


壱馬「なれることも大切」


A「うん」


壱馬「あとさ、メンバーが会いたいって」


A「えぇ…」


壱馬「今度さお互いのスケジュール被ってる日会ったらさ…楽屋来てくれない？1回見たらメンバーも諦めてくれると…」


A「対応が塩でも怒らないでね」


壱馬「おっしゃ！ありがと！」


A「うん」




壱馬side


北人「ねえねえ！昨日さ！夜の公園に人影見つけてさ！何かなって思ったら喰種が、人喰ってた！」


陸「え！大丈夫だったの！？」


北人「すぐ逃げたから！」


陸「ならよかった」


壱馬「(喰種は耳がいいはず…だとしたら…北人に気づいてる…つまり狙われる…まって、やばくね)」


陸「おーい？かずまー？かーずーまー？」


壱馬「はっ！？なに！？」


陸「ぼーとしてたよ？」


壱馬「あーごめん、考え事」


北人「もーどしたのー！笑」


壱馬「北人、今日一緒帰ろ」


北人「え？いいよ？どしたの急に」


陸「あー！北人が喰種見たって言うから心配なんだぁ！」


壱馬「まぁ…笑」


北人「わー！嬉しい！笑」


壱馬「笑」





北人「お疲れ様でしたー！壱馬行こ！」


壱馬「お疲れ様でしたー！」



壱馬「北人どこら辺で見たの？」


北人「ここらへーん」


壱馬「(…いつ来るかわかんねぇな…油断しないようにしよ)」


ｼｭｯ


壱馬「北人！」


ﾄﾞﾝｯ


北人「えっ！壱馬！？」


ｸﾞｻｯ


壱馬「くっ…」


喰種「あっなんかちげーやつ狩っちゃった…まあいっかぁ」


北人「嘘！やだ！壱馬！」


壱馬「北人…逃げろ」


北人「やだ！」


壱馬「ﾁｯ…もー終わりだな。追放したいならどーぞ」


北人「えっ……か…ずま？」


喰種「は？お前喰種だったのかよ…」


壱馬「…こいつ俺のなんで…お前には死んでもらう」


喰種「腹刺されたやつが言うんじゃねぇ」


壱馬「は？もう治ってるけどなんか文句ある？」


喰種「なっ！？」


グサッドンッ


喰種「ｸﾞﾊｯ…てめぇ…黒狐かっ！」


壱馬「あ、バレた？まあ、いいや、顔見られたやつ生かしておけないからさー…それに…俺の友達食おうとしたやつ生かせねーわ…じゃさよなら」

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