FANTASTICSの姫は喰種１

28話 ページ29

FANTASTICS


A「戻りましたー！」


大樹「みんなに言える？」


A「……」


慧人「僕から言います………俺は喰種です。狂犬と呼ばれている…喰種です」


世界「……うそ」


慧人「Aは……」


A「白狐です。」


勇征「嘘だ！だって！チョコとか食ってたじゃん！」


慧人「あの後は…吐いてた」


黎弥「信じたくねぇよ！そんな事！」


夏喜「お前ら…俺らを喰うの？」


慧人「喰わないよ！大切な仲間だもん！でも…怖くて…追放するなら…いいよ」


夏輝「慧人…」


世界「俺らは追放しないよ。君たちが悪い奴らだとは思えない。だから……追放しない。」


大樹「世界さんならそう言うと思った笑」


世界「みんなもそうだよなぁ！？笑」


勇征「…当たり前っす！」


黎弥「…仲間を追放できねぇよ！笑」


夏喜「最初は信じずらいけど……いい奴らなんて知ってるからな！笑」


勇征「颯太？大丈夫？」


颯太「へ？あ、俺知ってた」


勇征「……マジか笑」


慧人「なーに？Aとの秘密なくなって悲しいのぉ？笑」


颯太「はっ！？そんなわけっ！」


慧人「え…図星笑」


颯太「……」


A「颯太…可愛い笑」


颯太「は？か、可愛くない！」


A「笑」


颯太side


1週間後に………作戦実施か……

喰種に……なろうかな……そして…守らなきゃ


颯太「慧人ー」


慧人「んー？」


颯太「どうやったら…喰種になれる？(ﾎﾞｿｯ)」


慧人「はぁ！？」


勇征「え、なに笑」


慧人「ちょっと来て！」


颯太「え、あうん」


バタンっ


大樹「…颯太何言ったんだ？」


A「…」


夏喜「別れとかはないと思うよ？笑」


A「……うん笑」





慧人「お前正気！？」


颯太「うん」


慧人「なんでそんなこと聞くの！？」


颯太「守りたいんだもん」


慧人「お前……俺らと同じになってきっと後悔するよ？」


颯太「…なんで」


慧人「CGCにも狙われて……人の食べ物不味く感じて…今までのヤツ全てが壊れる……その覚悟出来てんの？」


颯太「できてる。だから喰種になりたいんじゃん」


慧人「…………なる方法は…ひとつしかない」


颯太「……なに？」


慧人「臓器移植」


颯太「……どうやって？」


慧人「人を喰種にする医者がいる……眼帯の喰種もそいつによって喰種化した」

29話→←27話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す