FANTASTICSの姫は喰種１

1話 ページ2

壱馬「A、俺THERAMPAGEっていうグループ入って芸能活動することになった」


A「はっ？意味わかんない。なんで人間なんかと…」


壱馬「お前もダンス好きじゃん。いつか俺のとこ来いよ。」


A「……考えとく」


壱馬「まだお前人間のこと恨んでんの？」


A「壱馬は恨んでないの！？親を殺した人間を…許すんだ…」


壱馬「俺は親がそんなこと望んでるとは思ってないから」


A「…平和ボケして馬鹿みたい」


壱馬「…」



壱馬side

Aが人間を嫌うのは親を殺されたから

だけじゃない…裏切りもあったんだ…


昔はAも人間と話したり仲良かった…
あんていくっていうところにいてトーカってやつとかとよく話してた…
でも人間と恋に落ちたんだ…俺は幸せならそれでいいって思ってなんも言わなかった…だがそいつはAが喰種だと知った瞬間白鳩に追放した…それ以来Aが人を信じたことは無かった…あんていくにも通わなくなった…

壱馬「…信用出来ないのも仕方ないか」


Aside


A「人間と一緒に過ごすとか…バカみたい」


人間は、いつかは裏切る。それが普通。


私だって…好きだったのに…信じてたのに…裏切った。


それ以来絶対人を信じない…そう決めた。


A「…私は間違ってない」




数日後


壱馬「じゃあ仕事場行ってくるわ」


A「気をつけてね」


壱馬「おう」




A「……暇だなぁ…柚那だってアーティストなっちゃったし…慧人にでも連絡しようかな」


ピンポーン


慧人「こんちゃ！」


A「ちょうどいいところに来た。暇だから相手して」


慧人「えっ」


A「あっごめん、言い方変えるね。暇だから遊ぼ」


慧人「あー！そゆことか！いいよ！笑」


A「あがって」


慧人「おじゃましまーす！」


A「慧人はさ…壱馬とか柚那のことどー思う？」


慧人「えーと、優しくて…」


A「そーじゃなくてさ…人間と関わってること」


慧人「あー、俺的には関わる必要とかわかんねーしあんな不味いもの食う気にもならないし正直関わらなくてもいいとは思うよ…でもアーティストになりたいって夢があったら関わるしかないんじゃないかなって」


A「そっか……私はダンサーしたいって夢はあるけど人間と一緒なのは正直嫌なんだ」


慧人「…だったらさ！一緒のグループなろうよ」

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