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22話 ページ23

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五条「Aー!!」



なんか声が聞こえる。すごくうるさい。



五条「Aー!起きてー!!!」



ん〜、誰?とにかくもう少し寝させてよ。



五条「Aってば!!!」


『ああもう何!?ってなんで勝手に部屋入ってんのよ!』


五条「だってお前全然起きないんだもん」



昨日は任務続きで家に帰る時間も無く、高専の空き室に泊めさせてもらった。そして今日は任務も無いし、遅くまで寝てようと思ってたのだ。それなのにこいつは



五条「早く〜、起きて〜」


『もう起きてるでしょ。てか何?私今日休みなんだけど』


五条「ちょっと手伝って欲しいことがあってさあ〜」


『は?無理無理、こっちは疲れてんの』


五条「いいから早く準備して」


『はぁ…とりあえず着替えるからそっち向いてて』




どうせ言っても聞かないだろうからこっちが折れるしかない。彼に背を向けて私は着替え始めた。もう、せっかくの休日なのに最悪だ。


寝ぼけている頭を無理矢理動かし、服に手を伸ばして部屋着を脱いだ。




五条「黒のレースとか、えっろ」


『__ッ!?!』


五条「いってぇええ゛!!」




聞き捨てならない言葉が聞こえたのでノールックで棚にあった分厚い本を後ろに投げた。小学生じゃないんだから、見るなって言われたら大人しく待ってろよ。




『はい、着替えたよ』


五条「マジで痛えんだけど、冗談だろ許せよ」


『いつまでもガキみたいなことしてんじゃないわよ』



着替え終わり後ろを見ると、額を赤くした五条がいた。ていうか、無限張ってないんだ。そんな無防備でいいのか最強よ。



五条「お前さあ、俺いるところで着替えるなよ」


『は?何今更、気にしないでしょ』


五条「俺が気にすんだよ、くそ」


『はいはい、それで何?』



着いてきて、と言った五条の背中を追って行くと、何故か地下室に着いていた。



五条「悠仁〜、来客だよ〜」


虎杖「えっ!?誰!?」


『なるほどね。地下室にいたんだ、君』


虎杖「あっ!!五条先生の同期の人!!」



私の姿を見た彼は立ち上がり声を上げた。その認識の仕方は少し嫌だなあと思いつつ、彼に手を差し出す。



『泡瀬Aよ、よろしくね。虎杖くん』


虎杖「おう!よろしく!」



その後彼には「悠仁でいいよ」と言われたので、悠仁と呼ぶことにした。恵と野薔薇はクールだったけど、この子は本当に元気だなあ。



『で、まさか悠仁と一緒に映画を見てろ、とか言わないよね?』

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ひながき(プロフ) - しおりさん» 𝑶𝑴𝑮(゜д゜)、教えていただいてありがとうございます!! (2022年2月7日 1時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 悠仁の漢字間違ってます! (2022年2月6日 23時) (レス) @page23 id: 2479e15f01 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条オチです!!今後もお楽しみください!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 15さん» ありがとうございます!!ゆっくりですが、しっかり更新していきます!! (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ひながきさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています(*^^*)楽しみにしています。 (2022年2月5日 21時) (レス) @page25 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひながき | 作成日時:2022年1月9日 22時

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