翔太くんの短編集ー！ 4

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涼太side

「いいよ。もう誰もいないから」

そう言うと

翔「オェ、ウェ、」

思いっきり吐き出した。背中を摩ってあげてると、背中がちょっと熱く感じる。

翔「ハァハァ…」

「もう出ない？」

翔「うん、ありがとう。ごめんね、」

「全然大丈夫。口濯ごう。」

口の中の気持ち悪いのをなくさせてから、外の空気を吸うためにベンチにすわって一旦休憩。

「体調悪かったの？ちょっと熱あるでしょ？」

翔「ちょっとダルいなとは思ってたけど、熱あるの？」

自分で気づいてないんだ笑

「ちょっとだけだと思う。吐いて体力使っちゃったからかな。」

翔「じゃあ大丈夫。」

「そっか。ここから1時間くらいかかるらしいから、バス戻ったらちょっと寝な。そしたら体調も回復するでしょ。」

翔「うん。」

「大丈夫？気持ち悪いのなくなった？」

翔「大丈夫。ありがとう。」

2人でバスに戻って、バスが発車した。

俺が言った通り翔太は寝てくれたんだけど、窓際に座っている翔太が窓に頭を付けて寝ている。これじゃあ振動きたら頭がぶつかって痛いじゃん。

そう思った俺は、翔太の頭が俺の方向に向くようにしてあげた。すると、無意識なはずなのに俺の手をギュッと抱いて俺にくっついてきた。

なにこれ、可愛すぎる。

そう思っていたら

亮「え、翔太どうした、可愛すぎるだろ」

この状況を1番に見つけた阿部がそんなこと言うもんだから、前に座っていたメンバーも全員こっちを見てきた。

辰「うわー！可愛い！」

蓮「やっぱりしょっぴー赤ちゃんだ笑」

みんなに散々可愛いって言われて写真を撮られている翔太は全く気づかず、ぐっすり眠っている。

きっと後でみんなにからかわれて真っ赤になるんだろうな笑



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あんりさん、リクエストありがとうございました！

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