笑顔にする仕事 ページ9
それから数週間に1回照くんはきてくれるようになった。
未だに照くんのファンだとはバレていないし話してもいない。
もし言ったらアイドルとファンという線引きをされて完璧に今の関係がくずれてしまうから。
客と店員の関係がちょうどいいように感じた。
そんな中SnowManのライブの日程が決まり申し込みが始まった。
私は迷いなく応募した。
そして今日…当落日。
りな「ねえどうしようドキドキだね…」
A「もうほんとにやばい…」
りなには照くんがお店の常連さんだということは言っていない。
いくら仲のいい友達だと言ってもアイドルである照くんのプライベートを晒す気は無い。
ピロン。
メールがきた。
A「押すよ…」
りな「…うん。」
ﾎﾟﾁｯ
【おめでとうございます。第1希望で当選です！】
A「当たった…」
りな「当たった!!!!!!!」
会える…会えるんだ。
2人で抱き合って喜んだ。
ご機嫌で家に帰った。
今日は店番だ。
たまにめんどくさく感じることもあるけれどもしかしたら照くんが来るかもしれないと思ったら頑張ろうと思える。
今日は来なさそうだなぁ…
そんな事を考えながらぼーっとしてた。
チリンチリン
『仕事早く終わったから来ちゃった。』
私のだいすきな声が聞こえた。
これはきっと恋だ。
でもまだ気づいていないフリをしていたい。
叶うはずないんだから。
なんだか今日の照くんはいつもよりもにこにこしている。
A「なにかいいことあったんですか？」
『え、なんでわかったの!?』
A「いつもよりにこにこしてますよ？」
『うそ、恥ずかしい。』
バッと口元を隠す仕草がとても可愛らしい。
A「で、なにがあったんですか？」
『あのね、』
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日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい！ぜひぜひ！読んでやってください！ (2020年3月3日 17時) (
レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ２読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2020年2月20日 0時
