またね2 ページ6
かなり時間が経った。
A「すいません。言いにく…」
『人を笑顔にする仕事。
まあ、逆に僕が笑顔にさせてもらう時もあるんだけど』
私の言葉に被せて、そう言って笑った。
A「素敵なお仕事ですね。」
『この仕事をしてほんとに良かったとおもってるんだ。』
よかった。
1ファンとして推しが芸能界に入ってよかったと思っていてくれたらもうそれだけで十分だ。
そんな事を話している内にごはんができた。
結果その日は閉店時間が過ぎても盛り上がってしまって2人でずっと話してた。
『わ、もうこんな時間。
こんな時間まで長居してごめんね？』
時計を見ると日付が変わったところだった。
A「ほんとだ。私は全然大丈夫なんですけど、明日のお仕事のお時間とか大丈夫ですか？｣
『全然大丈夫だよ。ちょっと遅めの時間スタートだから。』
A「よかったです。」
『じゃあ、お会計お願いします』
A「はい。」
もう帰っちゃう。
何か言わなきゃ。
A「ありがとうございました。
また来てください。」
お釣りを渡す時、自分にできる精一杯の笑顔でそう言った。
照君はちょっと驚いた顔をした後、
『うん。絶対来るね』
そう満面の笑みで返してくれた。
またね〜と言ってお店を出ていった。
またね。
なんて素敵な言葉なんだろう。
また絶対に来てくれる。それまで頑張ろう。
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日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい！ぜひぜひ！読んでやってください！ (2020年3月3日 17時) (
レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ２読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2020年2月20日 0時
