☆報道 ページ27
照side
今日はお昼すぎからの仕事だ。
時計を見るとまだ、8時。
よし、二度寝しよう、そう瞼を閉じた時。
電話が鳴った。
携帯を見ると【滝沢さん】の文字。
急いで出た。
『おはようございます。』
滝沢「おい、これはどういう事だ。」
『え？なにがですか？』
滝沢「お前、しらないのか？
まぁいい。とりあえず事務所に来い。」
なんだか凄く胸騒ぎがする。
俺は急いで事務所に向かった。
『滝沢くん…』
事務所についたらラウール以外のメンバーが揃っていた。ラウールはきっと学校だろう、
メンバーの顔つきがいつもと明らかに違う。
俺、なにをしたんだ。
『あの、俺…』
バンッ
机の上に投げられた1冊の雑誌。
その見出しには
《岩本照 一般女性と交際。 ドライブデート》
そう、書かれていた。
相手の女性の目は隠されているが絶対にAちゃんだ。
いつの間に。
滝沢「どういう事だ。説明しろ。」
『俺、この子と付き合ってないです。
家まで送っただけなんです。ほんとです。
俺の一方的な…片想いです。』
康二「これ、昨日のAちゃんだよね。」
涼太「昨日またこの子とのことは説明するって言ったよな。頼む。」
『わかった。』
そう言って俺は、Aちゃんと、ご飯屋で偶然であったことや俺たちのライブに来てくれたこと、そして、昨日想いを伝えたところまで詳しく話した。
本当に付き合っていないとみんなは信じてくれたようだ。
滝沢「これは事実無根だと事務所からのコメントにしておく。いくら付き合っていないといってもお前は芸能人だ。それだけは忘れるな。」
『はい。』
滝沢「きっとそのAちゃんとやらの家にはマスコミが殺到してるんじゃないか？
行ってあげた方がいい。」
『え。』
辰哉「そうだよ。どうにかしてあげないと。」
『みんな、ごめんな。ほんとにありがとう。』
俺は走り出した。
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日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい！ぜひぜひ！読んでやってください！ (2020年3月3日 17時) (
レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ２読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日葵
| 作成日時：2020年2月20日 0時
