応えられない2 ページ23
顔をあげると、
そこには、照くんがいた。
A「え!?なんで!?」
『1人で、、走っていったから、、、、はぁ、心配で。追いかけてきた』
A「急に立ち去ってごめんなさい。」
『Aちゃんの気持ちはわかったよ。急に言ってごめんね。びっくりしたよね。』
違う。そうじゃない。照くんは謝る必要なんてないの。
『え?』
驚いた顔でこちらを見る照くん。
私は泣いていた。
『なんで、泣いてるの。』
A「ごめんなさい。」
『ねぇ、もし、俺と釣り合わないとか考えてるなら…』
A「違う!!!!!」
私は声を上げた。
嘘をついてること、知られちゃいけない。
照くんはびっくりしている。
A「あ、ごめんなさい。」
『いや、俺もごめん。』
ただ泣き続ける私の背中を優しくさすってくれた。
どれぐらいの時間がたっただろう。
『送っていくよ。』
照くんはそう言った。
A「いえ、そんな、大丈夫です。」
『じゃあ、ここどこかわかんの?』
私は黙って首を横に振った。
『でしょ?』
ふふっと照くんが笑う声が聞こえた。
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日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい!ぜひぜひ!読んでやってください! (2020年3月3日 17時) (レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ2読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日葵 | 作成日時:2020年2月20日 0時