隠したオタク ページ3
A「嘘でしょ。」
思わず声が漏れてしまった。
『ん?』
いや、ここでファンだって気付かれたら照くんも居ずらいよね。
考えろ、考えろ…
照くんが信じるような嘘、、、
1つだけ思い浮かんだ。あれだ。
私は照くんの後ろを指さした。
A「今、何か…」
『え。』
ものすごい勢いで後ろを振り向いた照くん。
『え!?え!?なに!なにがいたの!ねえ!無理!』
待って。この人信じてるの?
咄嗟に思いついた嘘を照くんは完璧に信じていた。
『ねえ!聞いてるの!?どこにいたの!』
ばっと立ち上がってカウンター越しに顔を覗き込まれる。
や、やめて…かっこよすぎる。
A「ちょ、ちょっと見てきますんで。」
動揺しながらもそう言った。
『ダメだよ。危ないから俺も行く』
いやいや、それはまずい。
A「いえいえ。ここから先は従業員以外立ち入り禁止ですので…」
『そっか、わかった。で、でも何かあったら叫んでね、俺すぐ行くから。』
はあ、どこまで優しいんだろうかこの人は。
A「お気遣いありがとうございます。
ではみてきますね」
どうしよう…
タタタッ
え、なんの音!?
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日葵(プロフ) - zinyonさん» えええええ、なんて嬉しいこと言ってくださるんですか(;_;)いや語彙力の欠片もないので伝わってるか不安やったんです(泣)はい!ぜひぜひ!読んでやってください! (2020年3月3日 17時) (レス) id: ba5941ee68 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - キュンキュンし過ぎて危うく死ぬところでしたw日葵さんの文章力が神過ぎて...今からフランボワーズ2読んできます! (2020年3月3日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日葵 | 作成日時:2020年2月20日 0時