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「ごめんっ!!!ほんっとにごめんっ!!!!


なんて言ってええか分からないけど…ほんま、ごめんっっ!!!」







ベッドの上に正座して、今にも土下座状態になりそうなくらい頭を下げる。








ありえんやろ…元カノと勘違いして、いま好きな子に間違えて勝手にキスするとか。








どんな顔してるのか見るのも怖くて、ずっと頭を下げ続けていると、やっと高橋が口を開いた。









「も、いいから…大丈夫だから…」



「せやけど、キス…」



「無かった事にしよ、ね?

ほら、中学生じゃないんだし、酔ってしちゃったキスなんかカウントするのやめよ!ねっ?」



「ほんまにごめん…なんてお詫びしてええか…」



「忘れよ。お互いのために、さっきのは夢って事で…」




「……わかった。ありがとう…」




「良かった、目冷ましてくれて。お水持ってくるね、待ってて」








手渡してくれたお水を一気飲みすると、頭がズキンと少し痛くなった。


まだ全然お酒は残ってるらしく、頭はボンヤリしてる。








「気持ち悪くない…?」


「ん、なんとか…良くもないけど…」


「神ちゃんと中間さんが送ってくれたんだよ?

たまたまエントランスで会っちゃって、そのまま2人に押し付けられたの。後はよろしく!って。

酷いよねー、一応女なんだけどコレでも」



「せやな…ごめんな…」



「…反省してるなら、もう飲み過ぎてヘロヘロになるなんてやめてね」



「はい、気をつけます…」









高橋にとっては、俺としたキスは単なる事故として、もう無かった事になったらしい。







だけど俺にとっては、状況はどうあれ好きな子との行為。








なんか色々我慢出来んくなってきて、床に座り込む高橋の前に座った。







「動いて大丈夫なの?」



「ん、何とか…。



あのさ、高橋…俺…

「カスミって、元カノさん?もしかして」








高橋の言葉に自分が凍りついたのが分かった。

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設定タグ:重岡大毅 , 藤井流星 , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
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さくら(プロフ) - あやかさん» はじめまして^_^コメントありがとうございます♪過去の作品まで目を通して頂けて有り難いです♪重岡くんはどんな風に頑張るのか?応援是非お願いします☆ (2018年2月14日 19時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメント書かせていただきます!ストロベリーフィズで初めてさくらさんのお話を読みました、そこからもうさくらさんのお話が大好きです!!重岡くんとどうなるのかな〜ってワクワクしながら読んでます!これからも投稿楽しみにしてます♪! (2018年2月14日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます^_^焦れったいお二人ですが、見守ってくださると嬉しいです♪続きもよろしくお願いします! (2018年2月12日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - この小説、すごく好きです!更新、まってまーす!! 頑張ってください! (2018年2月11日 11時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ナポリタンさん» こんにちは、コメントありございます^_^続きも楽しんで頂けるよう更新頑張ります♪ (2018年2月6日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2018年1月24日 23時

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