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知らなかった。
中間さんがこんなにグイグイ人の事に首突っ込んでくるタイプだったなんて。
シラっとした神ちゃんの視線が痛いのか、咳払いをして緩めてたネクタイを軽く直して、中間さんは項垂れてる重岡くんをチラ見した。
「さて。じゃ、俺らは帰ろうか神ちゃん」
「え、でもシゲ…」
「高橋さん、後はよろしくできる?」
「えっ!?なんで私なんですかっ!?!?」
うん、とも言ってないのに重岡くんを側にあったベンチに下ろす。
「うん。ほら、同じ社宅だし。ねっ?」
「そんな事言われても…困ります!」
「行こ、神ちゃん」
「えーっ!ちょっと、神ちゃん!」
どんなに困った顔をしても中間さんは重岡くんを押し付ける気だし、神ちゃんは戸惑ってる。
やだよ、困るって!
すがるように神ちゃんを見たけど、じっと考えて神ちゃんが出した答えは…
「じゃ、悪いなA。後はよろしく」
「えぇぇぇっ!神ちゃん!」
「俺らタクシー待たせてるからさぁ。よろしくね〜」
「ほな、おやすみなー」
去っていく男2人を呆然としながら見送る。
ちょっと、これどんな薄情なやつ?
だけどこのまま放置しておくわけにもいかず、肩を揺すってみた。
「重岡くん、起きてる?立てる?」
「……zz」
気持ちよさそうに寝ちゃって。
こっちのこの状況も知らずに。
「重岡くん!ね、鍵どこなの?ポッケ?鞄?
もーーっ勝手に触るからね!」
目に付いたポケットや鞄の中を探るけど鍵は出てこない。
最後に残るポケットは…
無理無理無理。こんなとこ探るなんて無理。
…こんなに寝てるし、大丈夫かな?
緊急時代だし、仕方ないよね。
「重っ!ほら、行くよー」
引きずるみたいに重岡くんをエレベーターに乗せて、自分の部屋に連れて行った。
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さくら(プロフ) - あやかさん» はじめまして^_^コメントありがとうございます♪過去の作品まで目を通して頂けて有り難いです♪重岡くんはどんな風に頑張るのか?応援是非お願いします☆ (2018年2月14日 19時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメント書かせていただきます!ストロベリーフィズで初めてさくらさんのお話を読みました、そこからもうさくらさんのお話が大好きです!!重岡くんとどうなるのかな〜ってワクワクしながら読んでます!これからも投稿楽しみにしてます♪! (2018年2月14日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます^_^焦れったいお二人ですが、見守ってくださると嬉しいです♪続きもよろしくお願いします! (2018年2月12日 7時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - この小説、すごく好きです!更新、まってまーす!! 頑張ってください! (2018年2月11日 11時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ナポリタンさん» こんにちは、コメントありございます^_^続きも楽しんで頂けるよう更新頑張ります♪ (2018年2月6日 15時) (レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年1月24日 23時