アンジュ・エ・デモン 2nd

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それから少しして、�霤弔気鵑離�ブアップと桐山さんからのNGでシゲを帰宅させる事になった。




主役の桐山さんと、一番被害に遭ってた�霤弔気鵑鮟�くと必然的に送り届けるのは俺と中間さん。

電話で呼んだタクシーに3人で乗り込んだ。








「神ちゃん！俺はまだまだ飲めるんやでっ」



「もうあかんてー。明日俺ら仕事やで？起きれるん？」



「起きれへん〜神ちゃん泊めてやぁ」



「…こいつのキャラ変なんなの、凄いな」



「あひゃひゃ、誰かと思ったら中間さんやんかぁ〜」







そんな仲良く無いよな？多分。

そんな中間さんにもこの態度やから、ほんまに酔ってんな。






タクシーの揺れに気持ちよくなったんか、シゲはそのまま呑気に眠ってしまった。





社宅の前でタクシーは待っててもらって、2人でシゲを支えながら部屋へ向かおうとした時…








「かっ神ちゃん！ちょっとそっちっ！隠れてっ」


「へっ！？あ、はい…



…A…？と、イケメン…」








マンションのエントランスから出てきたAとカフェのイケメン兄さん。




二次会で帰って、そのままデートしてたんかな。




そんで、この時間にマンションから出てくるって事は…









「…もしかして、重岡がこんなに飲んじゃったのはアレのせい？」








さすが勘の良い中間さんは、シゲの気持ちは薄々気づいてたらしい。







「さ、ぁ…どうなんすかねぇ…？」



「しかし、高橋さんやるなぁ。ボーっとしてそうなのにな。




あっ！帰った！なんでチューくらいしないんだよ？付き合ってるわけじゃ無いのかな…」








面白そうにAとイケメン兄さんの事を覗いて、完全にミーハーなオバちゃんと化してんで中間さん。







「行こ、神ちゃん！」







キラキラと好奇心丸出しでAに近づいていく中間さんに内心呆れながらついて行った。

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