【ゴールデンカムイ】クノイチ (ページ6)

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杉「いた」

白「こっち向かねえと顔が確認できねーな」

『まぁあんな舞茸みたいな髪型二瓶鉄造しかいないけどな』

杉「Aちゃん例え方が独特ぅ～」

『てへ』

杉「アシリパさんはここから弓矢で援護してくれ
Aちゃんもアシリパさんに付いてて

俺達はもう少し近寄ってみる」

『承知』

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アシ「‼」

『何かいた？』

アシ「レタラが…」

『レタラ…？

…！！』

あの狼のことかな…
酷く焦っている

『あ、出てきちゃ…』

レタラというオオカミが出てきた瞬間
アシリパさんが弓を放つ

それと同時に銃声が響いた

『危なかったね…』

アシ「…良かった」

『…！！アシリパちゃん私の後ろに下がって』

人の気配を感じアシリパちゃんを背後に回す

⁇「ん？アイヌの子だけじゃない…？

お前は誰だ」

『秘密』

⁇「お前に用はない、そのアイヌの子を寄越せ」

『嫌だと言ったら？』

⁇「…俺に女子供を殺す趣味はない」

『…盾にするなら私を使って

この子には手を出すな』

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白「大人しくしやがれ二瓶鉄造！！」

⁇「お前らこそ武器を捨てろ

早く銃を置け！！」

杉「きさま

その人を…！！
盾に…！！

使うなッッ！！」

白「卑怯だぞ無関係な女性を人質にするなんて」

⁇「嘘だな…お前らとつるんでるんだ
全くの無関係とは言わせない」

杉「‼アシリパさんはどこだ」

『アシリパちゃんは拘束されている』

杉「貴様…」

⁇「この女を挟んで撃ち合っても構わんぞ俺はッ！」

杉「白石…すまん……捨ててくれ

この人には見せるな遠くへ連れて行ってくれ
アシリパさんも…」

二「いいだろう

谷垣…縛るものを投げろ」

この人谷垣って言うんだ。
て、言うか

『はぁ～…興奮した…ﾎﾞｿｯ』

谷「…？」

彼が私を撃たないのはわかっているけど
人質になるなんてもしもの事が…って思う
興奮しちゃうじゃん…

まぁもちろんアシリパちゃんを危険にさらすことが
出来ないのが1番の理由だけどね！！！！

二「谷垣よ…その人を連れて行け
悲鳴が届かないくらい遠くへ」

てか、何故二瓶鉄造私に気付かない？
何度か話したことあるよね？
白石もすぐ気付かなかったし…

そんな変わった？確かに髪型は少しだけ変わったけど…それ以外…まぁおじいちゃんだから仕方ないか(？)

二「…………あの子どこかで…」