Fから始まる物語２

97話 ページ50

翼「もう、、指が役に立たないよ、、」

龍「翼ごめんなー。休憩しといて」

杏「充電完了！私はいつでもできるよ！」

晋「ごめんなさい、、俺休憩してくる、、」


対バンが決まり、希望していた先輩たちからは
まさかの全員からOKを頂き、私達は毎日スタジオで練習＆相手の曲のアレンジ作業をしていた。
ただ、連日の活動で皆疲れが出ている。

『龍哉も休憩しなよ。連日パソコンにかじりついてるでしょ！クマやばいよ、、』

龍「あーそれは今朝鏡を見て思った、、
温泉行きてーーー」

翼「それだあああああ！！！
数時間だけでも休憩して温泉行こう！
銭湯でも可！！！！」

『今何時だ？？げ、もうすぐ日付変わるやん。』

皆で時計を見て落胆していたら、スタジオのドアが開いた。
植木さんだった。

植「おーい。お前たちさすがにやりすぎだ。
顔に出てるぞ。体調管理ちゃんとできなかったら承知しないからな」

龍「ごもっとも。さすがに今日は切り上げよう」

杏「さんせーい」

翼「ねぇねぇ！24時間営業の銭湯あったよ！！！」

晋「着替え持ってないしなー」

龍「いや、この際、下着をコンビニで買おう。
行こう皆で銭湯。リラックスしたい」

杏「どうせ、終電もないし。そうしよう！」




翼「あ゛あ゛あ゛あ゛、、ごくらく〜」

『いや、おっさんやん。やめてよ』

杏「さすがに深夜だから人少ないねー」

翼「このまま寝たいくらい。ってか寝れそう」

『はー。帰って寝て。また練習だね』

杏「リフレッシュできたし、皆で頑張ろう！」




龍「あーーー。晋平、寝たら起こしてー」

晋「いや、俺も寝そうです。。」

龍「なんだか、急に老けた気がするよ」

晋「龍哉さん無理しすぎですよ。瑞輝さんに言ってる場合じゃないですよ」

龍「確かにここ最近はやばいかも。さすがに今日はしっかり寝るよ」

晋「体力バカの俺でもきついんですから。ほんと、大切にしてください」

龍「ありがとう」




翼「あ、龍哉君たち出てきたよ」

龍「女子たちの方が早かったのか」

『ゆっくりできた？』

龍「あぁ、ゆっくりさせてもらった」

杏「じゃあ、今日はもう寝て、また頑張ろう。」

翼「明日何時？？？」

『12時集合でいいんじゃない？』

晋「おけです！」


龍「じゃあ、皆、明日はすっきりした顔で来ること。笑」


「「「『了解！』」」」




ついに、来週から対バンツアー開始。

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