Fから始まる物語２

74話 ページ27

重「本番まで寝てくる〜」

ま「ちゃんと起きるんやで！！」

翼「まさやんお母さんみたい(笑)」

ま「翼にも子守唄歌ったろか？」

翼「あ、それは本気で寝ます。
今、お腹いっぱいなんで」

あ「子供か！！！」



？「おやおや？オーラルが女の子をナンパしてる？」

拓「ぶーやん！！！待ってたよ！！」

渋「お疲れ。この子達は？？関係者？」

『初めまして！
F-CIRCUSというバンドしてます。
ボーカルの浅宮です。』

翼「初めまして！同じくギターの浅宮です。」

渋「え！バンドなの！
ごめん、二人とも綺麗だからてっきり
オーラルがナンパしたのかと、、」

拓「ぶーやん？俺らをなんだと思ってる？？」

渋「女たらし」

拓「おりゃあああああ」

拓也さんと渋谷さんが取っ組み合いをしだした。


あ「拓也とぶーやんはいつもこんなんやから
気にせんでええよ」

翼「ははは。でも、渋谷さん迫力あるね、、」

『うん、ライブでいつも思ってた』

渋「え！俺らのライブ来たことあるの！」

翼「はい！単独もフェスも見ました！」

渋「嬉しいね〜。オーラルより俺らの席に来なよ〜」

拓「あかんあかん。ビーバーのとこ行ったら
酷いことされるで！！！」


柳「聞き捨てならんな〜？？？」

拓「うわああああ」

ま「今のは拓也があほや」

あ「あほやな。うん。自業自得や」

柳「ちょっと拓也。締めようか。」

拓「ごめんなさい。ごめんなさい。」

いつも頼り甲斐がある拓也さんが、
子供のようにビーバーさん達と戯れあってる姿が
新鮮で不思議と笑いがこみ上げてきた

『拓也さん、、あはは、、』

あ「おー。瑞輝がツボってる」

拓「こんなに笑ってるの初めて見たわ、、」

渋「えー、めちゃ可愛いじゃん
気に行っちゃったー
瑞輝ちゃん、またあとでねー！」

拓「なっ！ぶーやん！」

柳「まあまあ、拓也は俺とあそぼっ♪」

拓「お断りっ♪」


また、取っ組み合いが始まったので
私たちは楽屋に戻ることにした。



拓(え！みんなどこ行くん！！
助けて！助けてーーー！！)

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