Fから始まる物語２

69話 ページ22

無事にメジャーデビューを果たし、
次のメジャーファーストアルバムに向けて
龍哉と制作を進めていた。


龍「夏フェスのセトリどうしようかね」

『盛り上がる曲はあるけど、初見の人も多いから
夏フェスで楽しめそうな曲作る？』

龍「いいかもね！よし、夏っぽい曲作ろう」

『でも、流石に新人だからトレジャーは
ORANGERANGEと日にちに違うよね』

龍「俺もそう思う！ジョインは一緒になりたいなー」


その後、龍哉とメロディを作成して、
植木さんに聞いてもらったところ「夏フェスにピッタリ！」と
好評をいただいたので、このまま作成に励んだ。

お客さんが楽しんでくれたらいいな。





植「今日はジョインのリハーサルだな。
各自、SNSへの投稿も可能だから自由にやってい良いぞ」

『ありがとうございます。
じゃあ、みんな頑張ろう』


その日は1日中リハーサルを行った。

夏フェスで私たちを知ってもらえれば、
ワンマンにも来てもらえるかもしれない。

私たちの音楽を沢山の人に聞いてもらいたい。
その気持ちはメンバーみんな同じ気持ちだろう。


そして、憧れのアーティストに1歩でも近づきたい
そう思いながら日々の練習を行った。








JOIN ALIVE当日

翼「ついについについに！！
夢に見た夏フェスだあああああ！」

晋「やったああああ！」

龍「二人ともはしゃぎすぎてバテないでよ」

『いや、あの二人の体力は無限だよ』

杏「ねぇねぇ。それより緊張しない？


だって、ORANGERANGEと同じ日だよ？」



そう、タイムテーブルが発表され、
私たちはあの、大好きなORANGERANGEと同日だったのだ。



植「今日は暑いから、こまめに水分補給をするように
特に瑞輝。気を付けてね」

『はい。了解です。』

植「じゃあ、先輩たちの控室に挨拶に行くから。
まずはオーラルね。ついてきて」


(((((ついにきたーー！！)))))


拓「エフやーーん！お久しぶり！」

『拓也さん、お久しぶりです。
本日はよろしくお願いします。』

重「緊張してるんちゃう？
夏フェスは思いっきり楽しまなやで」

拓「ちゃうちゃう。こいつらORANGERANGEさんのファンやねん」

あ「なるほど〜。それでみんな顔が強張っとんねや(笑)」

翼「ずっと好きだったで、、緊張しますよー！」

ま「終わったら、また俺らの所おいで
ゆっくり話そうや」

龍「そうさせて頂きます。」






いよいよ。

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