Fから始まる物語２

61話 ページ14

拓「はぁーーーーー。
何でツアーの日程かぶっとんねん。」

重「残念やなぁ
F-CIRCUSのライブ行きたかった」

あ「すぎぶちちゃん！
F-CIRCUSとの対バン社内で企画してーー」

す「はいはーい」

ま「あれ、適当に流した時の返事やな。」






植「ライブ好評だったぞ！
よくやったな！」

龍「ありがとうございます！
でも、まだまだこれからですよ。」

『夏フェスとかも参加したいよね』

杏「夏フェス出たーい！」


植「そろそろメジャーに向けて動き出そうか。
俺らの予想を上回る結果だし、
可能性は高いかもしれない。」

龍「メジャーとなると、
これからより厳しくなりますよね？」

植「そうだね、メジャーに行けても芽が出ずに
インディーズに戻る人達もいっぱいいるよ」

『でも、チャレンジしない理由はないですよね』

植「瑞輝ならそういうと思ったよ。
最近送ってくれた中に良い曲がいくつかあったね

その中からメジャーデビュー出来そうな曲を選ぼう」



その後も、大阪公演、名古屋公演と各地を回り、
F-CIRCUSのライブは順調だった。

初日の東京公演のおかげで、
大阪と名古屋は当日券も売れ
全て完売だった。


植木さんは初めてのツアーで
ここまで行ったのは見たことがない！！
と興奮していた。


そして、残るは地元福岡でライブ。

会場となる箱は
私たちが数々のアーティストのライブで白熱した場所。

観客席にいた私たちが、
ステージに立つとは思ってもみなかった。


『今日は、ライブ後に重大発表があるね』

翼「お客さん驚いてくれるかな？」

龍「いい反応もらえるといいな」

杏「その前に、ライブはいつも通りね」

晋「今日、絶好調です！」

植「君たちなら大丈夫だ。」


「「「「『It's Show Time!!!!』」」」」

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