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黒いモヤが現れて雷門イレブンは動揺する。
イプシロンなのではないか、と。
A「…はｧｯ……」
息を吐くのを忘れてしまうくらいの悪寒だ。
今自分が予想していることを否定しているかのように身体が震える。
私はもともとあいつと接触していた。
円堂よりも前から。
おにぎりとおむすびの散歩中、
あの子たちが彼に向かって吠えていたから警戒はしていた。
それなのに気づかなかったなんて
まだ彼だと確定したわけじゃない。
もしかしたら約束の12時にたまたまイプシロンが来たのかもしれない。
そんな小さな希望は呆気なく壊され、
モヤの中から現れたのは
基山「やあ、円堂くん、Aちゃん。」
この男だ。
リカ「なんやこいつら…前のやつらとちゃうやんか」
風丸「エイリア学園にはまだ他のチームがあったということか……」
基山ヒロトは自身のチームのことを「ザ･ジェネシス」と言っていた。
鬼道「どういうことだ。
円堂」
円堂「ヒロト…」
一之瀬「それにAちゃんって…
Aも知り合いなのか？」
と私に問うてくる。
現状を理解するのに頭がいっぱいだ。
A「…ごめんなさい……知らなかったの…」
一之瀬「A……」
おそらく私は今酷い顔をしているだろう。
彼に対して、そして自分に対しての怒りと悲しみ、失望感、喪失感、恐怖もあるかもしれない。
どうして彼に対してこの感情が湧くのかはわからない。
ただ
初めて円堂や風丸を介さずに
自分から友達を作れるのでは
そんなちっぽけで淡い期待をぶち壊されたのは多分確かだ。
．
続く (更新停止中)
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月 - 面白いです 更新待ってます (2022年3月21日 21時) (
レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます！挨拶から既に嬉しい！一回目のジェネシス戦めっちゃ見直して考えております！近々まとめて出しますのでお待ちください…！ (2021年1月26日 2時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 好き!!（挨拶）ストーリーの入り方がとても良かったです！夢主の設定が好きだー!! (2021年1月19日 10時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音2号機 | 作成日時：2021年1月12日 1時
