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未来の残念美人 ページ17

「可愛い!」


「え、ここはもっとこうしてさ……」


「流石!上手!」


「…………」




兄姉達の授業がひと段落した休憩時間、Aは姉達のオモチャになっていた。


晋助達に髪を結える紐を貰ったはいいものの、結び方が分からないと四葉に零したのが原因だ。




「Aがオモチャにされてるぞ」


「そろそろ限界っぽいな。脚バタバタさせてやがる」




早く動きたいというAの思いを分かっているクセに、小太郎と銀時は遠巻きに眺めているだけだ。


女子達が怖いのもあるが、1番は可愛くなったAを見たいからだろう。




「おめーら、程々にしとけよ。どうせAは、暴れまわってすぐに崩すだろうしよ」




唯一晋助が助け舟を出してくれたが、稽古をしながら言うので、全く姉達には届いていない。


結局、15分後にやっと解放される。




「「「「「おおー!!」」」」」




途端、歓声が上がった。


熱心にAの髪を編んでいた四葉も、満足そうに頷いている。




だが周りの反応など、Aにはどうでも良いようで。




「お姉ちゃん、もう動いて大丈夫!?」


「う、うん」


「やった!お兄ー! 剣教えてー!」




やっと動ける事への喜びを全身で表しながら、晋助の元へと駆けて行く。




「Aちゃんって、残念美人になる気しかしない」




と、早くも心配をされるAだった。

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ゆず(プロフ) - 緋澄さん» 1話目ができ次第、公開させていただくつもりです (2019年6月19日 17時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 時雨さん» 申し訳ありません、実は、続編は準備しただけでまだ1話も書いていないんです・・・! (2019年6月19日 17時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄 - 続編を読みたいのでパスワードを教えて下さい (2019年6月19日 14時) (レス) id: d02144b3e7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 続編が、読みたいのでパスワードを教えてください。 (2019年6月18日 23時) (レス) id: bfac637d1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2019年4月5日 20時

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