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だから、たまたま薮くんがスタッフさんに呼ばれていなかったあの時、チャンスだと思った。
2人きりでご飯に行こう、と人差し指をそっと唇に当てると、光くんは猗詭瓩箸いΕ好僖ぅ垢貌靴魑韻せて悪戯っ子のように笑った。

トイレに行ってくるから待っていて、と言われて光くんが楽屋を出て行って…


そうだ。

ソファに座っていた俺は誰かに後ろから口元に何か布を当てられて…そこからの記憶がない。


その誰か、は誰だったのか…
結局薮くんも光くんも楽屋に戻ってない時だったんだよな…?



あれ?

薮くん…?


ここ…もしかして。

そう思った途端、さっきまで疑問に思っていた嗅いだことのある匂いが、薮くんの香水と煙草の混じった香りだと気づいた。



やっぱり、ここ薮くんの家みたいだ。でも、なんで?


ぐるぐると疑問ばかりが渦巻くけれど、
冷んやりとしたクーラーの風が肌を撫でて少しずつ冷静さを取り戻してきた。

なんだか少し寒いくらいだ。
…寒い?

薮くんの家にいるということ以外にわかった事がある。
俺の身体中から冷や汗が噴き出した。




俺…服、着てない。


ガチャン、遠くからドアの音が聞こえて、誰かがこの部屋に近づいてくる。

その誰か、は…



「ゆうと、起きてたか」

やっぱり。



「薮くん、俺…なんで薮くん家にいるの?
ねぇ、なんで…あの、服は?」

「まぁ、落ち着けよ」


薮くんは楽しむような声で、壁に手を這わせるとパチン、と電気をつけた。

「ちょっ…!」

いきなり訪れた明るさに目は眩んで、でも自分が裸であるということを視覚でも確認させられて。
慌てて隠そうとしても両手はギシギシと繩が食い込むだけだった。
顔をあげると、2センチくらいの太さの縄が両の手を一纏めに縛ってあって、どうやらベッドヘッドに結んであるみたいだ。

そして、足も…手よりはいくらか自由に動かせるけど、片方ずつ足首に縄が巻かれて左右のベッドの柱に括り付けてある。


自分の体を一通り確認して顔を歪めた俺の目に飛び込んできたのは、

にやにやする薮くんの顔だけじゃなくて…




壁一面に貼ってある、光くんの写真だった。

・→←その愛の大きさに(yb×yt)



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まや(プロフ) - ちちちさん» ちちちさん、コメントありがとうございます!よくしろくまさんのページでお見かけしていますちちちさんですよね?|´-`*)遊びにきていただけてたなんて嬉しいですっ! (2019年4月27日 20時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちちち(プロフ) - ときめきと切なさと背徳感にキュンとしました!最後のゆとひかのゆーとの色気ったら! (2019年4月26日 19時) (レス) id: 666edffd2b (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - しろくまさん» 大好きなしろくまさんにきゅんとしていただけたなら幸せですっ(´∩ω∩`*)ありがとうございます! (2019年4月26日 1時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - まや様、Twitterのやぶひかお話しを上げて下り、ありがとうございます。改めて読ませていただいて、きゅーん(//∇//)やっぱりまや様の学園物は鉄板ですね…!! (2019年4月25日 8時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ねね子さん» 来て下さってありがとうございます(*´˘`*)どうも薮くん病み気味です(笑)ねね子さんに褒められるなんて嬉しすぎます〜(//∇//) (2018年9月30日 22時) (レス) id: 66cf309f23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作者ホームページ:http://ma-no homepage  
作成日時:2018年6月5日 21時

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