天使の微笑み(tkyb×ar)★ ページ13
「お手伝い」
「お互い様」の続きです。
※ぬるいと思うけど裏表現あります
tk side
「ふっ…んん…ちゅ」
俺がありおかくんとキスを楽しんでいると、
「なぁ…大ちゃん、ハジメテじゃないだろ?」
後ろをほぐしていた薮くんが尖った声を出した。
俺がその言葉におもわず唇を離すと、
物足りなそうなウルウルした瞳で『もう終わり?』とでも言うかのように首を傾げる。
あれから俺たちは、ありおかくんの洋服を脱がせて、俺が上、薮くんが下を攻めることに決めた。
可愛らしいピンク色をした胸の尖りに舌を這わせる。それだけで、
「はァ、ゃっ」
ふるふると体を震わせて、快感から逃げる。
なんとなく…慣れてない、のかな?
…そう思っていたのに。
「薮くん、後ろ…使ったことがあるってこと?」
「あぁ…うん、締まりはめちゃくちゃいいんだけどさ。ハジメテでは、ないだろこれ」
薮くんが指を抜くと、「あァんっ」と甘い声を吐いた。
後ろに移動して、仰向けになっているありおかくんの両足をグッと開く。
ローションを絡め取って、穴に指を入れてみる。たしかに最初は指を押し戻してなかなか入らない。それでもぐっと押し進めると、少しずつ呑み込んでいく。キュウキュウと、締まりはいいんだけど…
ほんとだ。
伊野尾くんと初めてシた時は、こんなもんじゃなかった。あんなにゆっくり丁寧に進めたのに、痛さに顔を歪めて、涙と涎でぐちゃぐちゃになった伊野尾くん。痛い、でもやめないで、と泣き叫んだっけ。
…かわいい恋人を思い出して、俺、なんだか元気になってきた…
「大ちゃん、誰とシたんだよ?」
薮くんは気に入らない様子で口を尖らせた。
ありおかくんは薮くんの質問には答えない。
…聞こえていないのかも。自分の左手の人差し指と中指を口に突っ込んでぺろぺろと舐めて、右手は自分で胸を弄んでいる。
喉を突き出して、まるで噛んで、とでも言ってるみたい。
薮くんはイライラが最高潮に達したのか、チッと舌打ちをして寝室へ消えた。
299人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まや(プロフ) - ちちちさん» ちちちさん、コメントありがとうございます!よくしろくまさんのページでお見かけしていますちちちさんですよね?|´-`*)遊びにきていただけてたなんて嬉しいですっ! (2019年4月27日 20時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちちち(プロフ) - ときめきと切なさと背徳感にキュンとしました!最後のゆとひかのゆーとの色気ったら! (2019年4月26日 19時) (レス) id: 666edffd2b (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - しろくまさん» 大好きなしろくまさんにきゅんとしていただけたなら幸せですっ(´∩ω∩`*)ありがとうございます! (2019年4月26日 1時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - まや様、Twitterのやぶひかお話しを上げて下り、ありがとうございます。改めて読ませていただいて、きゅーん(//∇//)やっぱりまや様の学園物は鉄板ですね…!! (2019年4月25日 8時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ねね子さん» 来て下さってありがとうございます(*´˘`*)どうも薮くん病み気味です(笑)ねね子さんに褒められるなんて嬉しすぎます〜(//∇//) (2018年9月30日 22時) (レス) id: 66cf309f23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まや | 作者ホームページ:http://ma-no homepage
作成日時:2018年6月5日 21時