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「ねぇ、お兄ちゃんって、いつから優衣のこと好きだったの?」
大翔「え''…何でそれを、」
「優衣から聞いた。それに、今告白された人とお兄ちゃんで悩んでる。あたし以上に優衣は恋愛ベタなの。あんまり困らせないで」
大翔「わかってるよ、それくらい。優衣ちゃんのことは、ここで働いてくれる時から好きだった」
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ここで働いてくれる時から好きだったって、5年前から!?
5年間も片思いしてたなんて、びっくりなんですけど
「だったら何でもっと早く告白しなかったの」
大翔「だって、Aも好きだから決めれなかったんだよ。でも、この間やっと本当の気持ちに気づいた。Aより優衣ちゃんの方が好きって」
「そっか。でも、横山くんを選んだらお兄ちゃん終わりだよ。そん時はどーすんの」
大翔「…横山って、患者で来た横山裕か?」
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っは!?
やっばー、つい流れで言うてしもーた!
大翔「相手が横山くんなら、俺もう勝ち目ないじゃん」
「…そうかもねー」
大翔「そこは、そんなことないよって言ってくれるのが妹の役目だろ?」
「言えないことだってあるの!お腹すいた」
大翔「ごめんごめん。麻婆丼です」
「おー!頂きます!」
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2023年3月11日 8時