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「…ただいま」
大翔「おかえり」
「お兄ちゃん、彼氏できた。この間含めて、今回のようなことがこれからも増えてくかも。仕事に支障は来さないようやってくのでよろしくお願いします」
大翔「…ん、わかった」
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誰かとは聞いてこなかった
今は話すつもりないけど、いずれは話さなきゃいけない
大翔「(何となく彼氏の存在には気付いてた。それが誰なのかも。ま、話してくれるまで待つしかないよな)」ポンポン
「…アリガト」
シャワー浴びて、着替えて、用意してくれた朝ご飯を食べて、仕事の準備に取り掛かる
今日の患者さんはそう多くない
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午前1人、午後2人を診療して、早めに切り上げようとしたその時…
ガラッ
?「せ、精神安定剤下さいっ」
「…赤楚くん?」
衛二「A先生、精神安定剤下さいっ」フラ
「ちょ、赤楚くん?…いや、これは精神安定剤より、解熱剤を投与した方がいいかも」
・
優衣「解熱剤ならこれね…うわっ、熱い。今、赤楚衛二って時の人だから多忙すぎて身体壊しちゃったのよ。それをきっと、精神が不安定と勘違いしてこうなっちゃったのね」
「もともと、赤楚くんは頑張り屋さんだから。無理もない」
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2023年3月11日 8時