生まれ変わるなら女の子 (ページ5)

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夜に緊急の集会をするとマイキーに言われた。

俺はその集会でなにか責め立てられるかもしれないが

東卍の一大事であるこの時にひよっていられない。

昨日なぜ三途がうちに来て

なぜ俺を放棄して伍番隊全員で東卍を裏切るのか。

いくら考えても頭に浮かばない。

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武藤『お前も千國と東卍に残ってよかったんだぞ。』

三途『いえ！隊長にはついて行きますよ！』

武藤『．．．なんで千國を連れてこなかったか気になるか？』

三途『大抵の予想はついていますが俺をアイツの家に派遣する必要があったのかは気になります。』

武藤『アイツ、絶対俺を止めに来るだろ？喧嘩も出来ないのに。アイツはドラケンに命捧げてるんだ。』

三途『．．．。』

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辺りがガヤガヤしている。

集会をすると言った時間に

マイキーが来ないのは初めてだった。

因みにドラケンも壱番隊隊長も居ない。

やっと来たと思ったらマイキーの妹がやられたらしい。

弐番隊の隊長と肆番隊の隊長も。

千冬『____________________伍番隊は裏切るし．．．』

「あ？お前なに伍番隊が全員裏切り者みたいな言い方してんの？」

隅でコソコソしていたのに

聞き捨てならない言葉を聞いて

前まで出てきてしまった。

「俺はアイツらとは違う。東卍から浮気はしねえよ。」

伍番隊と言っても今は1人しか居ない。

隊と言っていいのだろうか。

「伍番隊は俺1人だ。」

きっと隊長も副隊長も他の奴らも改心してくれる。

東卍に戻ってきた時に

伍番隊が無かったらどうなるんだろう？

そう考えると1人でも伍番隊は守りたい。

みんな俺を見て笑っていたが

花垣や千冬、他の隊長・副隊長は真剣に受け止めてくれた。

花垣『千國くん1人でも残っててくれて嬉しいよ！』

何目線なのか知らないが

コイツ1人にでもそう言って貰えて嬉しかった。

千冬『そろそろ、』

花垣『おう。』

みんなバイクに跨ったので俺も後に続く。

1人でも良いから戻ってきてくれ。