生まれ変わるなら女の子 (ページ25)

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俺は三途と2人きりになるのを避けた。

いつも一緒にいた俺らが離れているのを九井くんもマイキーも

不思議に思っているが何も言ってこない。

もし俺が三途にぶつかりでもしたらアイツはまたタイムリープして

戻って来れる保証も無いし、戻ってきたとしても

記憶がぐちゃぐちゃになってしまうからだ。

それに、俺は関東卍會としてこの世界を生きている事に不満は無い。

マイキー『千國、千國聞いてんのか？』

三途『オイ、A』

ボーっとしていて首領の話を聞かずに居たら

三途が目の前に来て睨まれる。

首元を掴まれそうになるので止める。

「おいおいお前は俺に触るなよ？」

三途『ア？』

「話聞いてなかったのは悪かったけどお前に触られるのはだめなんだ。」

舌打ちしてマイキーの隣へと戻って行く三途と

俺らの会話を聞いて笑っている九井くん。

九井『三途振られたな。笑
千國は明後日からアジト泊まり込みだから準備しとけよ。』

「うっす。」

アジトの門番が回ってきただけだった。

俺と親衛隊2人の合わせて3人で門番する。

俺は幹部なので中で待機。

2人は表と裏に1人ずつ配置する事にした。

いつもなら三途に応援に来て貰ったり、

三途の番の時は俺が行ったりしていたが

今回の三途の時に行かなかったのでアイツは今

かなり機嫌が悪いと思う。

きっと今回は三途は来てくれない。

自分がまいた種だが少し寂しいな。