生まれ変わるなら女の子 (ページ18)

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九井くんに引っ張られ

ドラケンから離れている時

段々現実が理解出来るようになり

涙が出そうになる。

九井『おいここで泣かれたら俺が悪いみたいになるだろ。』

仕方ねえな。と

九井くんは昔乾くんとアジトとして使っていた所に

俺を連れていってくれる事になった。

九井『近いから行くだけだからな。もう来ねえぞ？』

首を縦に振って返事する。

(元)アジトに着く頃には

俺は過呼吸を起こしていた。

九井『．．．三途呼ぶからな？』

九井くんは俺に返事を聞くことなく三途に電話を掛けた。

5分せずふっとんで来た三途から薬を受け取り

数粒飲み込む。

九井『．．．お前それは飲みすぎじゃね？』

三途『○D癖抜けてねえのかよ。』

「．．．三途ありがとう。九井くんすみません…」

しゃがみ込んだままで居ると

九井くんは三途にドラケンにあった事を伝える。

三途『お前は俺と離れるのか？』

三途の真っ直ぐな瞳から目線を外したくなる。

三途『俺はお前が梵に行ったとしても戦いたくない。』

九井『、それは無理だと思うぞ。』

2年前に三途と交わした約束を

忘れたつもりじゃない。でもそれはマイキーとドラケンも

居てこその約束。

でも、

「俺はもうお前と敵対したくねえよ。」

九井くんともね。とも言っている時

三途が飛び付いてきた。

「うわ！お前なんなの！」

三途『良かった。お前絶対関東卍會抜けると思った。』

俺に抱き着いて離れない三途の背中に腕を回す。

どんな事があろうと俺は三途から離れられない。