生まれ変わるなら女の子 (ページ16)

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俺は千國Aとぶつかると過去に行ったり

戻ってきたりするらしい。

なるべくぶつかりたくないな。

そう思っていると九井から逃げ回っている千國が

俺に突進して来た。

千國『うわっ！』

最悪だ。

.

.

俺は過去にタイムリープした。

千國『おい。三途、この特服カッケーな！』

白だから汚さねえようにしないと…と

関東卍會の特服を眺めながらそう呟く。

千國『マイキーと九井くんが居れば俺ら安泰だな！』

「おう。」

俺はコイツに嘘をついている。

千國『ドラケンも早く来ればいいのにな！』

やめろ。そんな顔で見んなよ。

「．．．早くマイキーが待ってるから着替えろ。」

九井とも合流しマイキーの元へ向かう。

マイキー『よし！じゃあ行くか。』

「うっす。」

マイキーの隣に並ぶと千國は九井は後ろからついてくる。

歩いているとそこら辺を走り回っている暴走族(チーム)が

マイキーの目に付く。

そのチームの奴と目が合うと

バイクを止めて俺らに近付いてくる。

マイキー『お前ら千國守っとけよ。』

九井『了〜解』

マイキーは十数人もの相手を1人でする。

「絶景。」

数分でひとチーム丸ごと潰してしまった。

千國『さすがだな。』

「大船に乗ってるんだな。俺ら。」

やばいやばいとうるせえ千國を黙らせ

マイキーに近付く。

「行きたい所って、？」

マイキー『．．．やっぱ俺は行かないよ。お前ら行ってきな。』

マイキーに紙を手渡される。

開くとマイキー手書きの地図が書いてあった。

マイキー『俺なんかお腹空いたからどっか行くわ。』

そう言い残しマイキーはこの場を後にした。