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さとみくんの秘密2 ページ18

〜るぅとsibe〜
る｢な、んで…｣
さとみくん、S？だよね、

｢あら、お知り合い？｣

さ｢え、えぇ…｣

店の人とさとみくんは目配せした。
さとみくんは顔を青く、慌てている。

なんで？

る｢ま、さとみくんも一緒に行きましょ？｣

手首を掴んだ。
さとみくんは異常に肩を奮わせる。

さ｢いや、俺は…か、帰るからっ…｣

｢もう用事は済んだしね｣


…おかしい。
今の時間で、終わるわけないのだ。
まさかなーくんの前で行くわけない。
…つまり、
隠したいことがある、ということ。
普通に推測すれば…
さとみくんはSMの話題を避けていた。
今僕と行きたくない、いや、


行けない


つまり、さとみくんは…


る｢M,なんですね…｣


さとみくんは顔を真っ赤にして、俯いた。


さ｢あぁ、そうだよ？
　でも、みんなには秘密に…｣

る｢…じゃあ、僕に付き合ってくださいよ…
　僕を満足させれたら…
　協力しましょう。
　ま、僕もばれたらやばいんで、
　本音はさとみくんのこと、知りたいだけですが。｣


｢ま、ドンマイ…たぶん満足出来るわよ？｣


る｢…そんなに？意外すぎる…｣


｢なんか言ってみなさい？
これで落ちない人はいないわよ。｣


…どういうこと？




る｢ねぇ、ばらして欲しい？ばらしたら…みんな、どう思うかな？
　あのさとみくんが、M、、、ねぇ。
　でも、ばらしてやんない。
　だって、ホントは、虐められたいんでしょ？
　だから…虐めてあげない。
　ねぇ、苦しい？
　…返事、しないの？
　どんな気持ち？
　…なんで黙ってんの？｣


さとみくんの様子がおかしい。

さとみくんが僕をみる。


涙目で、何処か可愛い。


さ｢そんなの、どうでもいい…ねえるぅと。早く…して。｣


は？
こんなの…

る｢無理。｣


虐めたくなる。




〜さとみsibe〜
ねぇ、なんで。

縛られて、

る｢おい…｣

暴言を吐かれて。

怖いのに。

痛いのに。


どうしてこんなにも。




ゾクゾクしてしまうんだろう









ジ｢最近、さとみ、変わったよな。｣

り｢るぅとくんにベッタリ。｣

こ｢なんつーか。｣

な｢Mだよね。｣




俺は、ご主人様にずっと
ずっと
着いていきます。


さ｢ご主人、様ぁ…｣

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